1. トップページ
  2. 体験!食づくり
  3. あぐりキッズスクール
あぐりスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと本年度も「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、来年2月まで田植えや稲刈り、トマトジュース作りなど年8回の開催を予定しています。

第3回 バットの廃材でマイ箸作り

思い思いのデザインをマイ箸に描くスクール生
 あぐりキッズスクールの児童60人が第3回目となる7月21日、野球用バットの廃材を使ってマイ箸作りに挑戦しました。環境保護への意識を高めてもらい、食育にもつなげる目的で昨年から実施。国際箸文化研究所熊本支部のメンバーらが指導しました。
 スクール生らは箸についてDVDを観て学んだ後、自分の手に合った箸の長さを計測シートで確認。専用のノコギリでカットし、切った部分を紙やすりで磨いて製作しました。箸先の本うるしの上の部分をカラーペンでデザインし、約2時間の作業でオリジナルのマイ箸が完成。田迎小5年の石井麻奈珠さんは「ノコギリややすりを使うのが難しかったけど、マイ箸でご飯を食べるのが楽しみ」と話しました。製作したマイ箸は同研究所主催のコンテストにも出展予定です。
 ちゃぐりんの時間では担任職員が講師となり、米が食卓に届くまでの流れや、世界の米の種類、米の品種の名前などを学びました。
 JA職員ら手作りの昼食は、JA熊本市農産物直売所の旬の夏野菜(ズッキーニやミョウガ、セロリ、ナスなど)とエーコープ商品のカツオだしを使ったカレーと、らっきょう酢で作ったゴーヤとトウモロコシのサラダ。野菜たっぷりのカレーに最初は抵抗のあったスクール生らも、口にすると「美味しい」と食べず嫌いを克服することができた様子でした。