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あぐりスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと本年度も「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、来年2月まで田植えや稲刈り、トマトジュース作りなど年8回の開催を予定しています。

第4回 麦みそ造りに挑戦

「あったかい」と麦こうじと大豆を混ぜ合わせるスクール生ら
 JA熊本市あぐりキッズスクールの児童70人が第4回目となる9月15日、JA飽田支店で麦みそ造りに挑戦し、みそ造り(3日間)の3日目の作業を体験しました。
 スクール生らは発酵させた麦こうじに塩を入れて素手でほぐし、蒸した大豆とあめ(大豆の煮汁)を混ぜ合わせる作業に取り組みました。向山小の梅本遥介さんは「においが強かったけど、麦こうじをほぐす作業が楽しかった。早く食べたい」と笑顔で話しました。事前にハイミセス部会松下良子支部長他7人が、沖新町の加工所で麦30キロを蒸してこうじ菌をもみこんでおき、大豆15キロを洗って水に浸しておきました。機械でミンチ状にして密封保存し約2カ月後に完成するみそは、子どもたち全員に贈り味わってもらいます。
 食育教材「ちゃぐりん」を使った学習では、担任職員が大豆からできるものを説明。味噌汁に入っている具を子どもたちに考えてもらい、「お味噌汁に色んな具を入れて楽しんで食べてね」と呼び掛けました。
 昼食は女性部手作りのみそ汁と、県産素材の冷凍米飯で作った炒飯、オクラとキュウリの漬物を会食しました。