1. トップページ
  2. トピックス

■熊本市産トマト 今年も品質良好

 熊本市西南地区で大玉トマトが出荷本番を迎え、生産者は収穫作業に追われています。平成25年産は玉肥大、果形もよく生育状況は良好です。
 4月から6月で年間出荷量の半分を出荷し、5月の出荷ピーク時は日量約30㌧を見込みます。昨年10月下旬から今年6月下旬までの全体で3150㌧(前年比0・7%増)を出荷予定。主に関東・関西方面へ出荷します。
 JA熊本市トマト部会は、生産農家50人が20㌶(前年同)で栽培。部会は後継者が多く活気のある部会です。生産する品種は「麗容」で、肉質が良くコクがあり、程よい酸味と糖度のバランスが特徴。市場の好みを把握し、松田克己部会長は「美味しく食べてもらおうという思いを込めて生産している」と話します。
 部会では、減農薬・病害虫対策として環境に優しい生物農薬を使用。他に、防虫ネットや粘着版を利用し、安全・安心なトマトの生産に努めています。「出荷量、販売金額等満足できるよう生産に取り組みたい。今年も笑顔で終えられたら」と意気込みを見せました。

丁寧に出荷作業を進める松田部会長(18日、熊本市で)