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■表年対策 高品質生産を/JA熊本市柑橘部会通常総会

 JA熊本市柑橘部会は5月9日、第14回通常総会を同市西区河内町のJA夢未来柑橘選果場で開きました。部会員はじめ全国の指定市場14社、地元議員や行政、JA関係者ら約430人が出席。全国的に表年で生産量の増加が予想される平成25年産ミカンは、高品質生産と計画出荷の継続により「夢未来みかん」ブランドの確立を目指します。
 ブランド商品として、極早生は県統一出荷「肥のさきがけ」、早生・普通は夢未来オリジナルブランド「夢の恵」による区分販売を実施します。生産対策では、適正着果、適期収穫による生産量の安定、基本管理の徹底、温暖化に対応した着色・品質管理に努め、「天候に左右されないみかん作り」を実践することを申し合わせました。
 消費宣伝対策には、消費地会議の開催、女性部による宣伝販売に取り組み、夢未来みかんの顧客を開拓します。また、消費者の「食の安全・安心」に対し産地情報の発信を行います。
 部会長の中川晃一さん(56)は「生産者が団結し、消費地の期待に応えられるミカン作りに取り組んでいこう」と呼び掛けました。平成24年産ミカン優積生産者の表彰も行われました。
◆柑橘部会表彰者
 極早生の部=東哲治(尾跡支部)、早生の部=桝永道夫(塩屋支部)、尾崎の部=坂本隆(白浜支部)、普通の部=中川文徳(尾跡支部)
◆特別表彰者
 瀧口靖(尾跡支部)

産地と市場側が一堂に会した総会(5月9日、柑橘選果場で)