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■梅出荷開始 今年は多収量

 JA熊本市管内の芳野地区中心に、5月20日から梅「玉英」の出荷が始まりました。今年は開花時期の2月に気温が高かったため、受粉が良好で全国的に多収量が見込まれています。JA熊本市梅部会の初日の出荷量は、昨年に比べ4割増となりました。
 同部会は30人の生産者が2㌶で、「玉英」「南高」の2品種を栽培。部会では大玉生産を目指し、営農指導課を中心に講習会等を開いています。栽培指針にのっとった適宜防除を徹底し、高品質生産に努めます。
 部会長の内田洋一さん(56)は「市場からは、熊本市の梅は種が小さく肉厚と好評で、梅干しを作ったお客様から喜ばれる」と笑顔。生産する「南高」はJA熊本市が販売する地サイダーに使われています。
 6月上旬からは「南高」の出荷が始まります。今年度産出荷量を「玉英」10㌧(前年比200%)、「南高」30㌧(同115%)と計画。主に九州、中国地方に出荷します。

丁寧に選別される「玉英」(5月22日、JA熊本市芳野支店梅選果場で)