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web版「Window」

JA熊本市の最新情報をお届けしている広報誌「Window」。
ぜひ皆様のご意見をコチラからお寄せください。
また、毎号掲載しているバラエティクイズのご応募もコチラから。
応募は
(1)クイズの回答
(2)ホームページ、広報誌の感想
(3)身近な疑問
(4)JAへの要望
をお書き添えの上、発行翌月15日までお送りください。
抽選で5名の方に粗品を進呈いたします。
尚、お預かりしました個人情報は目的以外の用途には使用いたしません。

 
 

NO.95 2008年5月号

 
ニュース&トピックス・各種催し物
情報活用塾
女性部・青壮年部情報
「あぐりんネット」応援よろしく!
平成20年度新入職員紹介
JAからのお知らせ
今月の運勢/クイズ
   

 

トピック1

重油高騰で困窮 国に対策を要望

ビニールハウス内の加温に必要な重油や肥料・農薬・種子などの生産資材価格が高騰している中、地元代議士や農林水産省・県・市の関係者らが3月21日、JA熊本市管内4箇所の野菜ハウスを視察しました。
生産者の多くは、防虫ネットや粘着版の使用による農薬・化学肥料の低減や、ハウス内を密閉して設定温度を下げることで重油を節約するなど、これまでの経営努力を重ねてきました。
今月、行政に対し緊急対策の要望書を提出して窮状を訴えた同JA生産部会の代表者らは、当日の意見交換会で「昨年10月の集中豪雨により農作物の再定植や作型の変更を余儀なくされた中で、昨今の重油高騰などの生産コスト上昇が追い討ちをかけている。次年度の作付けすら危ぶまれる状況で、助成等何らかの対策を」などと訴えました。農水省の担当者は「法人として或いはリース会社との協同申請等なら対象となるが、基本的に国は個人補助ができない。広く助成するため過去に支払われた交付金等も考慮されてしまう」などと明確な回答は得られませんでした。視察に同行した林田彪衆議院議員は「今日の現状を踏まえ、知恵を出して何らかの方針を検討していきたい」と話しました。

 
生産現状の厳しい状況を訴えた意見交換会
 
ハウス内で生産者らの窮状を聞く行政の担当者ら
 

 

トピック2

効率的な地域農業の展開に向けて

農家の高齢化や後継者不足など地域農業の担い手不足が懸念される中、良町営農組合設立準備委員会は南部支店管内の良町地区で、農作業の受託を柱とした効率的で持続性のある水田農業の展開に向けてきました。組合員、行政、JA関係者ら30人が出席。同委員会の田中義勝会長が「地区内の農家はじめ県・市、JAなど関係機関との協議を重ね、先進地視察等も行い今日に至った」とあいさつ。
協議では、設立に至るまでの経過報告の後、規約や事業計画など3議案を承認。役員選任では、中村寿人さんを組合長に、米森哲雄さんを副組合長に選びました。初代組合長となった中村さんが「集落営農のメリットを生かし、組合員が一丸となって関係機関協力の下、がんばっていきたい」と決意表明。初年度の事業計画としては水稲の受託作業を主な業務とし、野菜等の共同生産など、順次、組織体制を整備して国が行う品目横断的経営安定対策事業へも加入予定。

 
地域農業の活性化に向け、営農組合設立を確認した総会
 
組合長就任挨拶をする中村さん
 

 

トピック3

井上さんが県農林水産業功労者表彰

本県農林水産業の振興・発展に貢献のあった個人及び団体を表彰する平成19年度熊本県農林水産業功労者(農業部門)として、井上晃暢さんが表彰されました。
《功績概要》
施設園芸(茄子)・水稲栽培の専業農家で、生産部会役員等を歴任して農業の発展・振興に貢献。平成6年5月、熊本市農協理事に就任後、4期12年間農協運動に尽力し、徳に副組合長在任中の17年に完成した広域野菜選果施設の建設にあたっては、生産者・地域住民・地権者に対し同施設の必要性ついて理解を得るため説得に努め、完成へと導いた。

 
平成19年度県農林水産業功労者として表彰されたみなさん
 
表彰された(右)井上さんと横田組合長
 

 

トピック4

春を満喫 農年スポレク大会

東部支店では、供合農業者年金友の会が主催して4月11日、鹿帰瀬町グラウンドで第18回スポレク大会を開きました。恒例の大会には、友の会会員、JA関係者ら126人が参加。晴れ渡る空と桜満開の下、みなさん心地よい汗を流していました。
なお、各部門の結果は次の通り。

【グラウンドゴルフの部】
 優 勝=福田高明さん
 準優勝=田口ヤス子さん
 第3位=徳山高巳さん
【ゲートボールの部】
 優 勝=城 政勝チーム
      津田義也さん、津田トモ子さん、中山良春さん
 

 
優勝した福田さん(中央)と準優勝の田口さん(右)、第3位の徳山さん
 
ゲートボールの部 優勝チームのみなさん
 

 

トピック5

地域活動で町がいきいき

JA熊本市供合女性部(支部)は、熊本市託麻北校区で地元PTAや地域団体と連携し、さまざまな活動を通じて地域貢献に積極的だ。地元の託麻北小学校には6年程前から「ちゃぐりん」など食育関連2誌を毎月贈り、餅つき体験などで交流しているが、2年前から生活科・総合学習の行事として、みそ造り体験や児童らで収穫した農作物の料理教室なども開いている。
同校区社会福祉協議会が行う高齢者を対象とした健康講話や園芸などの催しには、地元で取れる食材をふんだんに使った手料理を毎回提供している。郷土料理の伝承者として県から「くまもとふるさと食の名人」にも認定されている支部長の瀬上カチ子さんは「子供やお年寄りの喜ぶ顔を見るのが一番うれしい。健康でいられる間は続けていきたい」と話す。2月22日に同小学校で行われた県内小学校研究大会の公開授業では、女性部によるカライモ料理教室が1年生の取り組みとして発表された。
食の安全が求められる中、JA熊本市女性部は今年1月、市や学校給食会と連携して児童との給食交流会を行い、市内の全小・中学校118校分の給食用にみそを供給するなど、食育と地産地消に力を注いでおり、生産者と消費者をつなぐ重要な役割を担っている。

 
芋団子作りに取り組む児童(託麻北小学校で)