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web版「Window」

JA熊本市の最新情報をお届けしている広報誌「Window」。
ぜひ皆様のご意見をコチラからお寄せください。
また、毎号掲載しているバラエティクイズのご応募もコチラから。
応募は
(1)クイズの回答
(2)ホームページ、広報誌の感想
(3)身近な疑問
(4)JAへの要望
をお書き添えの上、発行翌月15日までお送りください。
抽選で5名の方に粗品を進呈いたします。
尚、お預かりしました個人情報は目的以外の用途には使用いたしません。

 
 

No.103 2009年9月号

 
ニュース&トピックス・各種催し物
特集:JA助け合いの会がミニディサービス
情報活用塾
女性部・青壮年部情報
JAからのお知らせ
あぐりキッズスクール
冷凍米飯愛食運動/クイズ
   

 

トピック1

農家と地域つなぐ農業塾開講

 地域農業の新たな担い手となる人材の育成や市街化が進む都市部の農家を支援するため、JA熊本市は7月17日、本店で平成21年度いきいきくまもと農業塾を開講しました。同JA28支店のうち都市部の10支店管内を対象に、勤め先を退職した農家出身者や家庭菜園のレベルアップを望む人など96人が入校。同塾は先導農家や県・市の関係機関と連携し、土づくりや野菜栽培の講習会、現場実習などを通じた専門的な知識と技術指導、生きがいを見い出す農業の実現を目指します。
村上一也JA組合長は開講式で「農業担い手の育成や農家組合員の支援をはじめ、安全で安心できる新鮮野菜を地域へ供給し、地産地消を推進していきたい」とあいさつ。先進地視察研修などの全体研修と、地区活動として地域の特色を生かした農作物の現地圃場での栽培実習など、年間スケジュールをJAの担当職員が説明。
この日は、タレントの大田黒浩一氏が「元気が一番!」と題して基調講演。熊本弁でユーモアたっぷりに話す中にも、「積み上げた努力はちょっとしたきっかけで花開く」、「何事もプラス思考で元気に楽しくやることが大事」と話し、「自信を持って農業に取り組んで」と呼び掛けました。
JAは4月、本店3階に農業支援センターを設置。同センターは農業塾のほか、農家の高齢化への対応や耕作放棄地の解消に向けた農作業の受委託斡旋、宅地転用などで小規模に分散した遊休農地の利活用、体験農園の設立支援などに取り組みます。
 問い合わせは同センター、電話096-(372)-6838

 
女性農業者など96人が入った開校式
 
「あかるい笑顔で道は開ける」と大田黒さん
 

 

トピック2

消費者が生産者目線で

 農業支援センター8月18日、いきいきくまもと農業塾の地区活動を健軍支店管内で開き、塾生ら15人が初めての現場実習に臨みました。同支店では8月4日の秋野菜栽培講習会で決めた年間計画に沿って、ハクサイやホウレンソウなど地域の特色を生かした野菜作りに取り組みます。この日は、野菜を作るうえで基本となる土作りや圃場整備、ニンジンの種まきを体験しました。
同センター職員の指導で、塾生らはスコップや肥料桶を使って約5㌃の畑に堆肥(1200㌔)を散布。同JA地域力連携拠点と連携し、焼酎粕乳酸発酵堆肥を投入して循環型農業を実践。管理機の実演指導もあり、機械を手押しして耕うん作業に取り組みました。また、鍬で1.3㍍幅の畝を作り、土の表面を板で平面に均した後、ニンジンの種を播きました。水をたっぷり与えた種は、発芽するまで約5日間、毎日の水やりで管理します。
同支店の塾生らでつくるオリーブ会会長の光永眞由美さんは「農家出身者がほとんどで、両親への理解や土地への愛着が湧く。消費者でもあるが、生産者側に目を向けた活動に取り組み、地域の仲間作りにもつなげていきたい」と話しました。

 
管理機を押して、土を耕す塾生
 
鍬やスコップを使って畝づくり
 

 

トピック3

直売所など視察 夕食は「持参地消」で

 地元産農産物の地産地消促進に向け、JA熊本市女性部は8月10、11の2日間、幹部研修で宮崎県を訪れました。女性部員ら109人は初日、JA都城の直売所ATOMを視察。同所の宮下幸博店長から年間5億6000万円を売り上げるという説明を受け、意見を交わしました。
地場産と国産食材にこだわる宿泊先のホテル浜荘では、JAはまゆう女性部の井上悦子さんを講師に招き、農業体験型民宿の運営で地域活性化につなげた話を聴講。子どもたちにまき割りも体験させる五右衛門風呂や農作物の収穫、田舎料理の振る舞いなどを通じ、地域が賑やかさを取り戻した事例が紹介されました。
夕食の食卓には”持参地消”で熊本市産カライモを使った3品の料理も並びました。女性部員で熊本市戸島本町の大塚隆子さんが生産したカライモを事前に用意。ホテルの料理長に調理してもらった3品は、レシピまで作成してもらいました。
研修を企画したJA女性部の北口和皇部長は、「『持参地消』が『地産地消』に繋がるのが楽しみ。昔の良き時代、ふるさと、母・父を思う心を取り戻し、自分の心に問いかける良い機会となった。参加者の多くが実りある研修と好評だった」と話していました。
翌日は、宮崎県庁舎内の物産館を訪れ、地場農畜産物の直売形態なども視察しました。

 
写真中央の3品が”持参地消”のカライモ料理
 
 

 

トピック4

親睦深め 組織活性化

 組織の活性化と盟友の親睦を深めようと、JA熊本市青壮年部は8月6日、阿蘇郡西原村のグラウンドチャンピオンゴルフクラブで恒例のゴルフ大会を開きました。
8回目を迎えた今年は40人が参加し、11組に分かれてアウト・インの同時スタートで優勝を目指しました。
景観が生かされたコースで阿蘇の雄大さを感じながら、参加者は日頃の練習の成果を発揮しました。
 なお、大会結果は次の通り。
 ▽優勝=田中幸福さん(竜田支部)
 ▽第2位=田尻雄二さん(上熊本支部)
 ▽第3位=龍野新也さん(天明支部)

 
ネット71.4、グロス75のスコアで優勝した田中さん