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web版「Window」

JA熊本市の最新情報をお届けしている広報誌「Window」。
ぜひ皆様のご意見をコチラからお寄せください。
また、毎号掲載しているバラエティクイズのご応募もコチラから。
応募は
(1)クイズの回答
(2)ホームページ、広報誌の感想
(3)身近な疑問
(4)JAへの要望
をお書き添えの上、発行翌月15日までお送りください。
抽選で5名の方に粗品を進呈いたします。
尚、お預かりしました個人情報は目的以外の用途には使用いたしません。

 
 

No.106 2010年5月号

 
戸別所得補償制度モデル対策が4月からスタート
特集1:4月17日は「なすび記念日」
特集2:覚えておきたい!野菜の保存法
ニュース&トピックス・各種催し物
情報活用塾
女性部・青壮年部情報
JAからのお知らせ
平成22年度新入職員紹介
ふれあいの旅 募集中!/クイズ
   

 

トピック1

ナスで児童とふれあう

 熊本市砂原町の市立飽田東小の3年生93人が2月25日、地域の良さを知る総合学習でナスを通してお世話になった地元農家ら14人を「感謝の会」に招待しました。
 「飽田のじまん」を探す学習の中で児童がナスを選んだのをきっかけに、交流は10年前から続いています。平成21年度は、ナス農家の協力による農作業体験や、JA熊本市茄子部会女性部のナスを使った料理教室、JA職員による出前授業などで食や農業への理解を深めました。
 感謝の会では、児童の代表4人がナス作りなどの感想を発表。収穫などの様子をスライドショーで振り返り、合唱やリコーダー演奏などを全員で披露しました。また、事前に用意していた手作りのメダルを訪れた農家ら一人ひとりの首に掛け、感謝の気持ちを書いた手紙も贈りました。
 続いて、3クラスに分かれて給食を囲み、歓談しながら会食しました。招かれた同部会女性副部長の西山和子さんは「子どもたちの心のこもったもてなしに感動した。これからも、ナスを通じた食育活動を続けていきたい」と話しました。

 
リコーダー演奏を披露する児童ら
 
歓談しながら給食を楽しむ児童ら
 

 

トピック2

素材の良さは産地から発信

 熊本県野菜振興協会熊本市支部(熊本市・JA熊本市・県熊本農政事務所)は3月16日、同市のホテル熊本テルサでJA熊本市生産部会消費拡大研修会を初めて開きました。
 熊本市産野菜の素材の良さなどを産地から情報発信し一層の消費拡大につなげようと、消費地での販促活動など「夢未来くまもと」のJAに努める生産部会の女性らを中心に、県・市の関係機関やJA関係者ら49人が参加しました。
 食のプランナー・エディター・ライターの吉村尚子氏と同ホテルの土山憲幸総支配人が基調講演。吉村氏は「野菜作りへの情熱や育て方など生産者の生の声を消費者は知りたがっている」とし、「消費者が求めている情報を把握し、正しく伝えることが消費拡大につながる」などと提言。土山氏は料理人の立場で陰陽五行説など日本の食文化にまつわる話を交え、「料理も春(青)・夏(赤)・秋(白)・冬(黒)・土用(黄)の5色を使うと彩りがおいしく見え、栄養のバランスも良い」など素材の良さを生かす技を伝授。「料理は季節に応じた旬のものを食材として生かすことが大事」と強調しました。
 土山氏らを交えた試食交流会には、今年初開催した消費者参加型の「かんたん野菜料理コンテスト」の上位3品の料理もコースで出され、参加者らは市内産野菜を使った多彩な料理を堪能しました。

 
素材を生かした料理を味わう生産部会の女性ら
 
 

 

トピック2

柑橘選果力アップ 次世代選果施設起工

JA熊本市柑橘選果場・次世代型選果施設の起工式が4月6日、同市河内町の建設地で行われ、JAや柑橘部会役員をはじめ地元県議・市議、行政機関や建築施工業者ら約100人が出席しました。極早生温州ミカンの出荷が始まる9月の稼動開始に向け、参加者らは工事の安全と施設の無事完成を祈願しました。
施設は、電動昇降機のハンドリフトによる荷降しなど高齢化対応荷受設備や、仕分けした果実が箱に落ちる際の衝撃をなくす仕様などのほか、小売用商品製函機を備えたパッケージ室も増設。多様化する販売形態に対応します。増設するのは、カラーグレーダーと内部品質センサー機能を備えた次世代型選果機など約2600平方㍍で、総事業費は約20億4400万円。1日のミカン選果・計測能力は約260㌧。
式では、施主代表の村上一也JA組合長が「生産者の高齢化や多様化する販売戦略、安全・安心への対応を柱に、選果機能の高度化・効率化・省力化などにより生産者の皆様の役に立ち、柑橘の情報発信拠点として消費者にも支持される選果場を目指していきたい」と呼び掛けました。

 
神事で祈願するJAや柑橘部会役員ら
 
“地鎮の儀”で鍬を入れる津田忠雄JA柑橘部会長
 

 

トピック4

朝市は交流の場

 JA熊本市中島支店敷地内で3月6・7の両日、“中島いきいき(生活)朝市”が開かれました。西部地区(中島・小島・城山・池上)のJA女性部員らが栽培するキャベツやレンコンなど取れたての野菜類や、市産大豆を使った「豆だご」など手作りの加工品を即売。来場者には、手作りみそ仕立の「カライモだご汁」が無料で振る舞われました。地元沖新漁協の漁業者による天然活魚の販売もあり、地域住民らでにぎわいました。
 JA女性部中島支部の戸田陽子支部長は「減農薬栽培の安全・安心な野菜や加工品の販売を通じ、地域の方々の交流の場となれば」と話します。同朝市は毎週土・日曜日の午前7時30分(5月〜11月は7時)から。問合せはJA中島支店、096(329)7220。

 
新鮮な野菜を買い求める来場者(右)
 
 

 

トピック5

期待に沿うよう 日々努力

 JA熊本市は4月1日、平成22年度新入職員入組式を本店で行い、25人(男性10人・女性15人)が辞令を受けました。
 村上一也組合長が「農協は組合員あっての組織。JA熊本市の一員として社会人となった立場を認識し、誇りと責任を持って組合員との信頼関係づくりに努めてほしい」と訓示。新入職員を代表し、伊津野紗葵さん(18)が「組合員皆様の期待に沿う責任ある仕事が出来るよう、日々努力してまいります」と誓いを述べました。
 式に続いての研修では、JAの概要や就業規則のほか、コンプライアンス(法令順守)や個人情報保護の重要性などについて学びました。職員らは、接遇マナー研修や事業所での現場実習など7日間の研修でJA職員としての心構えを身につけた上で、それぞれの配属先で社会人としてのスタートを切っています。

 
「礼節を重んじ、誇りを持って」と村上組合長の訓示を受ける新入職員ら