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名誉賞を県知事と市長に報告　ＪＡ熊本市茄子部会

　青森市で開かれた第59回全国農業コンクール大会で、JA熊本市茄子部会が名誉賞及び農林水産大臣賞に選ばれました。
　大会には全国から選抜された20の個人・組織代表が出場し、それぞれが取り組み内容を発表。同部会は、栽培技術の高位平準化や後継者の育成、部会女性部を中心とした消費者との交流、地元児童への食農教育活動などが評価されました。
　部会長の後藤義明さんら役員と村上一也組合長らは7月16日に熊本市役所、同21日に熊本県庁を訪れ、蒲島知事と幸山市長に受賞を報告。後藤部会長が「受賞は関係機関皆様のご指導・ご支援のおかげです」とお礼を述べ、表彰状とトロフィーを披露しました。
　部会は今年2月に行われた第50回県農業コンクール大会「組織農業部門」で秀賞（農水大臣賞）に輝いたのを機に、代表に選抜されていました。

新鮮なナスに笑顔

　JA熊本市は6月26日、同市会富町であぐりキッズスクールを開き、児童41人がナスの収穫体験と選果工程を見学しました。
　JA茄子部会の西村和洋さんの耐候性ハウスで、スクール生らは収穫に挑戦。JA職員から収穫の仕方を習うと作業に取り掛かりました。
　スクール生らは長さ約20センチ程の張りとつやのあるナスを見つけると、ハサミを使って丁寧に収穫。初めて体験した市立健軍小4年の池田宏一君は「新鮮なナスにはとげがあることを初めて知った。持ち帰って食べるのが楽しみ」と笑顔で話しました。
　また、スクール生らはJA野菜選果施設も訪れ、管内で生産されるナスやトマトなどが、選果員や機械により厳選出荷される様子に見入っていました。
　昼食はJA直売所に並ぶ旬の野菜を使い、JA女性部員ら手作りの「肉じゃが」と「野菜寿司」を味わいました。

うまい米作ろう　現地検討会

　JA熊本市営農指導課は7月29日、平成22年産水稲の現地検討会を始めました。御幸及び西部支店管内を皮切りに、約2000戸（作付面積約3000ヘクタール）の生産農家を対象に8月9日まで行政と連携して行いました。
　熊本市御幸木部の水田では、JA営農指導員が生育概況や今後の栽培管理について説明。品種に応じた穂肥の適期・量などの肥培管理のほか、根の活力維持や高温障害を防ぐための水管理、病害虫の発生予報・防除方法などを解説し、徹底した管理を呼び掛けました。
　JA管内では今年、外観品質に優れ多収量が見込める耐暑性品種「くまさんの力」の作付けを約700ヘクタールに拡大。指導員は生産者らに「幼穂形成期まで葉色が従来品種に比べやや薄いので、必要以上の追肥に注意して」と栽培のポイントなどを周知しました。
　JA営農部によると、日照不足や大雨による冠水の影響で分げつ不足が懸念されましたが、7月下旬以降の晴天で回復し茎数は平年並みです。

直売所・インショップへの出品者募集！

　JA熊本市農産物直販部会では、生産者を募集いたしております。


【会員資格】JAの正組合員及び准組合員
　※入会に際しては、会員加入申込書の提出が必要となります。

【取扱品目】地元の野菜、果物、切り花、加工品類。
　※漬物及び加工品については、品目別営業許可書要。

【店舗所在地】
　①JA熊本市夢未来直売所
　　熊本市御幸笛田4丁目1-1
　②マックスバリュ西熊本店
　　熊本市島町3丁目1-1
　③マックスバリュ新託麻店
　　熊本市小山2丁目13-65
　④ゆめタウンはません店
　　熊本市田井島1丁目2-1
　⑤ゆめタウン光の森店
　　菊陽町光の森7丁目33-1
　⑥ゆめタウンサンピアン店
　　熊本市上南部2丁目2-2
　⑦ゆめマート帯山店
　　熊本市三郎1丁目1-3

【お問合せ先】
　ＪＡ熊本市農産物直売所
　（電話）334-3110

JA女性部が息の合った踊り披露

　熊本の夏の風物詩、第33回火の国まつり「おてもやん総おどり」が8月7日夜行われ、JA熊本市女性部員ら約100人が息の合った踊りを披露しました。
　JA女性部の参加も33回連続。部員らはJAグループ熊本統一ブランドマーク入りの真っ赤なＴシャツに身を包み、おにぎりを模った帽子をかぶり熊本市産農畜産物をPR。「夢未来くまもと」の野菜や果物を先頭に、リズムに乗って軽快なステップを踏みました。
　今年は57団体の約4700人が参加。カラフルな彩りの衣装や、趣向を凝らしたダンスなどでまつりのフィナーレを盛り上げました。