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web版「Window」

JA熊本市の最新情報をお届けしている広報誌「Window」。
ぜひ皆様のご意見をコチラからお寄せください。
また、毎号掲載しているバラエティクイズのご応募もコチラから。
応募は
(1)クイズの回答
(2)ホームページ、広報誌の感想
(3)身近な疑問
(4)JAへの要望
をお書き添えの上、発行翌月15日までお送りください。
抽選で5名の方に粗品を進呈いたします。
尚、お預かりしました個人情報は目的以外の用途には使用いたしません。

 
 

No.110 2010年11月号

 
特集:米トレーサビリティ法がスタートします
ニュース&トピックス・各種催し物
情報活用塾
女性部・青壮年部情報
JAからのおしらせ
あぐりキッズスクール
ふれあいの旅・クイズ・表紙紹介
   

 

トピック1

柑橘選果力向上 次世代型施設完工

 JA熊本市柑橘選果場次世代型選果施設の竣工式が9月7日、同市河内町の現地で行われ、JAや柑橘部会役員のほか地元議員、行政機関や施工業者ら約150人が同施設の落成を祝いました。高齢農家の作業負担軽減や品質管理向上のため、今年3月に大規模改修工事に着手。極早生温州ミカンの出荷に合わせ、9月中旬から本稼動しています。
 施設は、既存の鉄骨3階建てに計約2600平方メートルを増設。ミカンを電動リフトで下ろす自動荷受設備や、衝撃から守り採れたての品質を保持する「スローダウン式」フィンガーソーターのほか、箱詰め時にミカンに傷みを与えないスイング式自動秤量機や世界初の生キズセンサーを採用。品質を判定するより精密なカラーグレーダーと内部品質センサーも新たに導入しました。ミカンの選果・計測能力は日量約260トンで、総事業費約20億4400万円。
 また、生産情報を消費者に届けるシステムも構築し、消費者の安全志向への配慮や、生産者の生産工程管理を支援する狙いもあります。
JAの村上一也組合長は「柑橘の情報発信拠点として『夢未来みかん』ブランドを確立し、農家所得の向上につなげていきたい。ミカン選果の高度化や効率化を実現した本施設を多方面から活用していただきたい」と呼び掛けました。

 
テープカットと選果ライン始動式で落成を祝った
 
内部品質センサー(左手前は生傷センサー)
「スローダウン式」フィンガーソーター搬送システム
 

 

トピック2

「ひご野菜」を生産基盤に

 JA熊本市は9月28日、「ひご野菜」15品目の中から「春日ぼうぶら」と「水前寺菜」を使ったメニューの試食会を同市石原の火の国ハイツで開きました。「ひご野菜」を軸に都市部農家の生産基盤を確立し、遊休農地の解消や伝統野菜の継承・普及につなげる狙いです。
 「春日ぼうぶら」は粉末やペースト状にして料理に活用。クリームスープやサラダをはじめ、コロッケや豆腐、米粉と配合したロールケーキや豆乳で作るプリン、アイスクリームなど多彩なメニュー15品がテーブルを彩りました。試作品は県内の食品加工業者ら5社が考案しました。
 試食会にはJA役員や生産者のほか、九州農政局や県・市の関係機関、メニューを開発した業者ら約30人が出席。JA農業支援センター運営委の藪田征治委員長は「食材としての価値や認知度の向上を図るため、評価の高いメニューから商品化していきたい。商品化と並行し販路も模索していく」と展望します。
 同センターでは現在、この2種類のほか「熊本ねぎ」、「熊本京菜」、「ひともじ」の計5種類を栽培。種を保存し都市農業の振興作物に位置づける意向です。参加者らは試食会に先立ち、同市良町の圃場を視察しました。

 
ひご野菜を使った料理を試食する参加者ら
 
素材の味と色の鮮やかさを生かした多彩なメニュー
 

 

トピック3

会社経営の健全な発展を

 熊本市農協青色申告会法人部会は8月31日、平成22年度通常総会を本店で開き、会員(73社)はじめ行政や顧問税理士、JA関係者ら約70人が出席しました。
 中川有朋会長が「会員各社の負託に応えるべく、関係各位との連携を取りながら各種研修会の開催などに取り組んでいきたい」とあいさつ。優良記帳者の3社(㈲妙見・㈲レジデンス西田・JA上熊本女性部加工場)が表彰されました。
議事では21年度事業報告など3議案を承認。役員選任で中川会長ら現役員7人を再任しました。
 自社の経営内容の理解促進や事業後継者育成のため、今年度は①各種研修会を通じた税務知識の向上、②会員相互の意思疎通と会活動の活性化、③税務当局・関係機関との連携による納税道義の高揚、④会員各社の経営・経理指導と相談活動強化を柱に、会社経営の健全な発展に努めます。

 
あいさつする中川会長(左端)ら再任された役員
 
 

 

トピック4

JAバンク推進大会で目標確認

 熊本県JAバンク運営協議会は9月21日、市内ホテルで平成22年度JAバンク熊本推進大会を開きました。JAバンク運営協議会委員及びJA信用担当者ら約130人が、「農業メインバンク・生活メインバンク」の機能強化に向けた具体的取り組みを確認しました。
大会は将来の1兆円バンクを目指すため、県内14JAと農林中央金庫が一体となり開催。デフレや耕作放棄地の拡大、郵政民営化見直しなどの情勢を踏まえた上で、平成22年度から3年間のJAバンク熊本中期戦略に掲げた経営数値目標の達成を目指します。
大会では、21年度の個人貯金・年金・JAバンクローンの各部門別に優績店舗を表彰。受賞した23店舗のうち、JA熊本市は以下の10店舗が表彰されました。
【個人貯金部門】
▽Bグループ 第2位=北熊本支店
▽Cグループ 第2位=城山支店、第3位=中島支店
【年金部門】
▽Bグループ 第1位=日吉第一支店、第2位=健軍支店、第3位=北熊本支店
▽Cグループ 第1位=出水支店、第2位=上熊本支店
【JAバンクローン部門】
▽Aグループ 第1位=本店
▽Bグループ 第2位=中央支店

 
個人貯金部門
 
年金部門
JAバンクローン部門