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web版「Window」

JA熊本市の最新情報をお届けしている広報誌「Window」。
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応募は
(1)クイズの回答
(2)ホームページ、広報誌の感想
(3)身近な疑問
(4)JAへの要望
をお書き添えの上、発行翌月15日までお送りください。
抽選で5名の方に粗品を進呈いたします。
尚、お預かりしました個人情報は目的以外の用途には使用いたしません。

 
 

No.111 2011年1月号

 
新年のごあいさつ
ニュース&トピックス・各種催し物
情報活用塾
女性部・青壮年部
JAからのお知らせ
あぐりキッズスクール
ふれあいの旅・クイズ
   

 

トピック1

熊本市産農産物ずらり

熊本市中心部の繁華街で11月18〜20の3日間、くまもと秋のふれあい収穫祭が開かれ、地元の旬の農産物などを買い求める消費者らでにぎわいました。農産物フェア実行委員会(熊本市、JA熊本市、県花き園芸農協、県花き事業協同組合、市消費者団体連絡会)が毎年開催。
 上通りびぷれす広場にはメロンやミカン、トマトなど同市産の野菜や果物をはじめ、農産加工品、海産物、花の鉢物などがずらり。同会メンバーらが「安全で新鮮な地元の農産物です」と訪れる買い物客らにPR販売しました。下通りでは、JA熊本市夢未来ブランドの野菜や畜産物、新米「熊水そだち」の展示コーナーのほか、同市が指定する「ひご野菜」15品目のPRブースなども設置。JA生産部会の女性らが調理する野菜や、みかんの試食、牛乳の試飲コーナーには人だかりが出来ました。
ナスやスティックセニョールの料理を試食した同市の飲食店アルバイト、長谷川幸恵さん(24)と山都町のフラダンス講師、境菜希沙さん(19)は「野菜のおいしさを再発見。熊本の農産物を誇りに思います」と話していました。

 
買い物客でにぎわう上通りのびぷれす広場
 
 

 

トピック2

スティックセニョール初出荷

熊本市会富町のJA熊本市野菜選果施設で11月16日、管内西南部を中心に栽培される茎ブロッコリー「スティックセニョール」の出荷が始まりました。高温気候による根の活着への影響が懸念された今年産は、9月中旬から定植し10月以降の気温の安定とともに順調に生育。初日は2戸の農家から持ち込まれた20ケース(1ケース3キロ)を関東や地元市場に出荷しました。
JA熊本市スティックセニョール部会は生産農家38戸(前年比10戸増)が4.9ヘクタール(同29%増)で栽培。部会の前身の研究会が、米価が下落する中での新規作物として導入した平成19年から作付面積は3倍近くに拡大しました。
部会長の上村恒治さん(61)は「スティックセニョールは規格の順守など徹底した出荷調整作業が必要だが、比較的軽作業で栽培でき長期間安定した出荷が見込める」と話します。部会では翌年3月下旬まで、48㌧(同33%増)の生産販売を計画。今後も厳選した製品の出荷を徹底します。

 
均一した品質で出荷される「スティックセニョール」
 
 

 

トピック3

新入職員らが農家体験

平成22年度新入職員25人が11月15〜17日と12月6〜8日に、管内の農家で農業を体験しました。農家および地域に密着した職員を養成しようとJAが平成16年から毎年実施。2〜3人一組に分かれてミカンやミニトマト、花などを栽培する9戸の農家で農作物の収穫や管理などを実習しました。
 本店で行った出発式で、村上一也組合長が「厳しい農業情勢や農家の苦労などを感じ取ってほしい。信頼される姿勢で取り組んでもらいたい」と激励しました。
 早生ミカンが出荷最盛期を迎えている河内町のミカン園では吉本将吾さんと清田翔太さんが収穫に挑戦。生産者の東紀巳雄さんから「他のミカンに傷が付かないようヘタの部分は必ず『2度切り』して」と指導を受けながら作業に取り組みました。海路口町でミニトマトを栽培する永井豊さんのビニールハウスでは、藤田加奈子さんと古村緑さんが茎を誘引するためのひもの取付け作業を体験。職員らは「農業の現場を学び、今後の業務に生かしたい」、「栽培管理は手作業が多く大変と思った。組合員の方々の要望に応えられる職員を目指したい」などと話し、真剣に取り組んでいました。

 
東さん(奥)と一緒に収穫作業
 
作業員さん(奥)と実習する職員ら(前列)
職員らに花の切り方などを説明する大津さん(右)
 

 

トピック4

盟友らが相互に研鑽 県青壮年部大会

 熊本県農協青壮年部協議会は10月28日、平成22年度県JA青壮年部大会を熊本市で開きました。地域農業のリーダーで重要な担い手である青壮年部盟友の相互研鑽と組織の発展を目的に、部員ら約350人が参加。盟友の主張や組織活動実績発表などが行われ、日頃の活動成果を披露しました。
 西冨大二郎県青協委員長(JA熊本市)が「農業を取り巻く環境は、米価下落や突然出てきたTPPの問題などで予断を許さない状況。全国集会などを通じ現場の生の声を訴え、盟友の皆さんとともに頑張っていきたい」とあいさつ。
 盟友の主張には県内各組織から11人が参加し、JA熊本市は古閑真光さん(北熊本支部)が出場。就農して6年目になる古閑さんは「青壮年部やJAの支援により次第に農業ができる環境が整ってきた」と紹介し、「青壮年部の責任は農業に取り組もうとする新たな担い手の受け皿だ」と発表しました。
 大会はこのほかJA青年の歌「君と」コンクールや、盟友の1分間スピーチなどがありました。
 JA熊本市からの出場者は次のとおり。
▽JA青年の歌「君と」コンテスト=小佐井貴浩さん(北部支部)
▽1分間スピーチ=角居聖登さん(天明支部)

 
大会には県内の盟友ら約350人が出席