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web版「Window」

JA熊本市の最新情報をお届けしている広報誌「Window」。
ぜひ皆様のご意見をコチラからお寄せください。
また、毎号掲載しているバラエティクイズのご応募もコチラから。
応募は
(1)クイズの回答
(2)ホームページ、広報誌の感想
(3)身近な疑問
(4)JAへの要望
をお書き添えの上、発行翌月15日までお送りください。
抽選で5名の方に粗品を進呈いたします。
尚、お預かりしました個人情報は目的以外の用途には使用いたしません。

 
 

No.114 2011年7月号

 
組合員所得の最大化へ改革実践
「産地情報の伝達」7月1日から
ニュース&トピックス・各種催し物
情報活用塾
女性部・青壮年部情報
JAからのお知らせ
あぐりキッズスクール第7期生募集!
遊休農地活用/クイズ/表紙紹介
   

 

トピック 1

「団結」旗印に消費者が求めるミカンを

 JA熊本市柑橘部会は5月12日、第12回通常総会を同市河内町のJA夢未来柑橘選果場で開きました。部会員はじめ全国の取引市場14社、地元議員や行政、JA関係者ら約440人が出席。全国的に表年で生産量の増加が見込まれる平成23年産ミカンは、一層の高品質生産に努めて生果率を向上し「夢未来みかん」ブランドの確立を目指します。
 重点対策として、生産量の安定や温暖化に対応した着色・品質管理の他、摘果・適期防除などの基本管理と適正着果による中玉生産、適期収穫の厳守に努め「天候に左右されないみかん作り」を実践します。
 販売面では、同部会集荷企画部・女性部・青年部による消費地での宣伝販売などで産地の的確な情報を発信し、消費地の仲卸業者などを招いた産地交流会を通じ有利販売につなげます。
 部会長の東紀巳雄さんは「東日本大震災に伴う被災者の支援に際してはご協力に感謝したい。『団結』を旗印に関係者が一丸となり、消費者が求めるミカンを作ろう」と呼び掛けました。議事では22年度事業報告や消費宣伝対策など7議案を承認。22年産ミカン優績生産者の表彰もありました。
 ◆柑橘部会表彰者
  極早生の部=東哲治さん(尾跡支部)、早生の部=桝永洋二さん(塩屋支部)、尾崎の部=村上良一さん(岳支部)、普通の部=桝永築さん(塩屋支部)
 ◆特別表彰者
  津田敬一さん(白浜支部)、上杉勝行さん(尾跡支部)

 
産地と市場側が一堂に会し生産販売対策を協議
 
表彰された生産者の皆さん
 

 

トピック 2

「でこなす」食べてね

 JA熊本市茄子部会は4月14日、長ナス「筑陽」の生産地である同市の飽田・天明・西部地区の保育園など17カ所に、ブランドの「肥後のでこなす」8㌔ずつを贈りました。地域の人たちに農家が丹精して育てたナスを食べてもらおうと、4月17日(ヨイナス)の「なすび記念日」に合わせて毎年行っており、保育園への配布は昨年に続き2回目。
 部会の役員ら12人が3班に分かれて訪問。同市中島町のかおる保育園では、後藤義明部会長(62)が「愛情を込めて作ったナスです。たくさん食べてね」と園児に手渡しました。ナスを手にした子どもたちは「(果皮が)ピカピカひかっていておいしそう」と喜んでいました。
 ナスの地元での消費拡大を目指し、部会は16日午後2時から同市のサンロード新市街で「でこなす」500袋(1袋3本入り)と料理レシピを無料配布します。また、17日午後1時30分から5時まで、同市のハローグリーンエブリー九品寺店とマックスバリュ西熊本店でナスを使った料理の試食宣伝会も行います。

 
後藤部会長(左)からナスを受け取り喜ぶ園児たち
 
茄子部会の役員らが子どもたちにナスを届けました
 

 

トピック 3

子どもたちが農業体験

 熊本市良町の住宅街にある畑で6月9日、子どもたちがジャガイモの収穫を体験しました。都市部の農地を有効活用し食農教育を推進しようとJA熊本市農業支援センターが企画。同市の児童養護施設「慈愛園」の子どもら約30人が参加しました。
 会場の畑約10㌃は地元JA理事の米森愼一さんが無償で貸し、2月下旬に子どもたちと市の新規就農者らが「メークイン」の種約100㌔を定植。花芽摘みなどジャガイモの生育や圃場の管理は地元の農家と同センターが行いました。
 畑では米森さん夫婦やJA職員らと一緒に作業。子どもたちは素手で土の中を探し、大きく実ったジャガイモを掘り出すと「でっかい」と歓声を上げて喜んでいました。
 同園子供ホーム児童指導員の下村圭一郎さん(26)は「子どもたちは今日の収穫を楽しみにしていた。広い畑での農業体験は貴重で大変ありがたい」と話しました。ジャガイモは、フライドポテトやジャガバターにして皆で味わいます。

 
ジャガイモを掘り出して喜ぶ子どもたち
 
 

 

トピック 4

新部長に西冨さん

 JA熊本市青壮年部は4月28日、平成22年度の総会をJA本店で開きました。盟友やJA関係者ら57人が出席しました。
 田尻雄二部長が「農産物価格が低迷する中、未曾有の東日本大震災を受けての義援金など皆様のご協力に感謝したい」とあいさつ。村上一也組合長も「大震災の一日も早い復興を願い、JAグループも支援を続ける。農業情勢は厳しいが、地域活性化のため皆様のご尽力を」と呼び掛けました。
 議事では22年度事業報告や役員改選など4議案を承認。新部長に、健軍支部の西冨大二郎さんを選出しました。受託事業実績は引受件数97件(前年比5件減)、面積33.5㌶(同17%増)。飽田支部の盟友が中心となり、あぐりキッズスクールでの栽培指導や農園管理など児童の食農教育に取り組みました。
 23年度は環境美化運動や農政活動の他、常勤役員との対話集会、異業種交流なども計画。県青壮年部協議会と連携を取りながら活動を展開します。
 部長以外の役員は次の通り(敬称略)
 ▽県青協委員=中村一隆(副部長兼務・天明支部)
 ▽副部長=坂口頼康(河内支部)、原田格(北部支部)、松村恵二(飽田支部)

 
就任あいさつする西冨部長(左端)ら新役員
 
活動計画などを審議する盟友ら