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web版「Window」

JA熊本市の最新情報をお届けしている広報誌「Window」。
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抽選で5名の方に粗品を進呈いたします。
尚、お預かりしました個人情報は目的以外の用途には使用いたしません。

 
 

No.121 2012年9月号

 
特集:九州北部豪雨 東部・龍田地区の被害
ニュース&トピックス・各種催し物
情報活用塾
女性部・青壮年部情報
JAからのお知らせ
あぐりキッズスクール
お知らせ/クイズ/表紙紹介
   

 

トピック1

九州北部豪雨 東部・龍田地区の被害 〜職員が土砂撤去作業で活躍〜

 7月12日、記録的な豪雨により熊本市内は大変な被害に見舞われました。記録的な豪雨による被害が大きかった熊本市北区の東部地区では、ハウス倒壊やハウス浸水、農地への土砂流入ほか多数の被害が出ました。
 天候が落ち着いた17日、18日の2日間、職員約60人が集まり、土砂の除去作業などのボランティアに取り組みました。職員らは、龍田弓削町の組合員の世帯を約15件回り、炎天下の中汗を流しながら、浸水した家屋の泥出し作業にあたりました。
 白川沿いにある岡本芳雄さん宅では「床上40cmまで水が押し上げられた。流木などが流れてきたが、けが人はいなかった」と当時の状況を語りました。玄関先まで水が流れて込んできた井嶋静雄さん宅では「自分だけでは撤去作業は大変だった。職員が来てくれて助かった」と話されました。

 
炎天下の中、汗を流す職員ら
 
山尻
 

 

トピック2

農業や食の大切さ地域で学ぼう

 熊本市沼山津の水田で7月1日、「あ・さ・ひ・ば」田んぼの学校が開かれ、地域の小学生親子ら約200人が参加しました。
 伝統的な季節行事を地域一体で取り組み、地域の交流を図り食の大切さへの理解促進を図ろうと、地元秋津地区の農業関係者らでつくる実行委員会が平成19年から毎年実施。
 田植えの体験学習では、子どもたちは素足で田んぼに入り耐暑性品種「くまさんの力」の苗を植え付けました。大雨が降る中子どもたちは一株しか植えることができませんでしたが、田んぼの土の感触を楽しんでいた。
 各家庭で生育を観察してもらおうと「バケツ稲」講習も行われ、古代米「赤米」と「くまさんの力」の苗を無料配布。母親と参加した森綾子ちゃんは「水やりを忘れずバケツ稲の世話を頑張りたい。生長を見るのが楽しみ」と話しました。
 子どもたちは10月下旬に稲刈りと手作業による脱穀も体験し、収穫した新米は給食で味わう予定です。

 
地域ぐるみで行う「田んぼの学校」
 
「バケツ稲」講習を行う上田徳行さん
 

 

トピック3

総踊りで市民にアピール

 熊本市の第35回火の国まつりはメーンの「おてもやん総おどり」が8月4日夜行われ、JA熊本市女性部と若手職員ら約100人は先頭に「JA熊本市女性部」の横断幕を掲げ、躍動感あふれる踊りで安全安心で美味しいJAの農畜産物を沿道の市民らにPRしました。「元気だ!くまもと」観光事業実行委員会主催で、63団体約5000人が参加。
 火の国まつりを笑顔で活気づけた女性部員らは、JAグループ熊本統一ブランドマークを胸に標した赤色のシャツの背中には手作りのJAのシールを貼って踊りを披露。掛け声には振り付けに合わせ「JA、JA」を入れてさらにJAをPRし、詰め掛けた大勢の見物客の注目を浴びながら同市中心部の電車通り(水道町―銀座通り)を練り歩きました。

 
JAと農業の大切さをPRするJA熊本市女性部と若手職員ら
 
振り付けに合わせて「JA」の掛け声で踊りPR
 

 

トピック4

特産ミカン使った料理楽しんで

 夢未来女性部は、研修の一環としてミカンを使った料理講習会を7月26日、熊本市西区河内町の河内公民館で開きました。特産のミカンを使った料理を広めてもらおうと企画し、支部長やOBら27人が参加。
 講習会では前部長らが講師となり、特産のミカンを使った料理を実演紹介し、その後4グループに分かれて調理開始。この日作った料理は、みかんピラフ、ジューシーオレンジポークソテー、さっぱりあんかけ茶碗蒸し、みかんドレッシング、きらきら太陽ゼリーの5品。その他に、料理や菓子に活用できるミカンペーストが紹介されました。料理は彩り良く仕上がり、程よい酸味が食欲をそそる仕上がりとなりました。
 部長の坂本礼子さんは「農家を支える女性たちが活動する場を設けて、生産者が頑張って育てたみかんの消費につながれば」と話しました。
 夢未来女性部は宣伝販売や料理コンテストなども行っており、ミカンの消費拡大を図っていきます。

 
和気あいあいとした雰囲気で進められた料理講習会
 
彩り良く出来上がったミカンを使った料理
 

 

トピック5

バットの廃材でマイ箸作り 〜あぐりキッズスクール〜

 あぐりキッズスクールの児童60人が第3回目となる7月21日、野球用バットの廃材を使ってマイ箸作りに挑戦しました。環境保護や食育にもつなげようと昨年から実施。国際箸文化研究所熊本支部のメンバーらが指導しました。
 スクール生らは自分の手に合った箸の長さを計測シートで確認し、専用のノコギリと紙やすりを使って製作。箸先の本うるしの上の部分をカラーペンでデザインしました。田迎小5年の石井麻奈珠さんは「ノコギリや紙やすりを使うのが難しかったけど、マイ箸でご飯を食べるのが楽しみ」と話しました。製作したマイ箸は同研究所主催のコンテストにも出展予定です。
 ちゃぐりんの時間では担任職員が講師となり、米が食卓に届くまでの流れや、世界の米の種類、米の品種の名前などを学びました。
 昼食は、JA熊本市農産物直売所の旬の夏野菜(ズッキーニやミョウガ、セロリ、ナスなど)とエーコープ商品のカツオだしを使ったカレーと、らっきょう酢で作ったゴーヤとトウモロコシのサラダ。野菜たっぷりのカレーに最初は抵抗のあったスクール生らも、口にすると「美味しい」と食べず嫌いを克服することができた様子でした。

 
思い思いのデザインをマイ箸に描くスクール生