1. トップページ
  2. 広報誌「Window」
web版「Window」

JA熊本市の最新情報をお届けしている広報誌「Window」。
ぜひ皆様のご意見をコチラからお寄せください。
また、毎号掲載しているバラエティクイズのご応募もコチラから。
応募は
(1)クイズの回答
(2)ホームページ、広報誌の感想
(3)身近な疑問
(4)JAへの要望
をお書き添えの上、発行翌月15日までお送りください。
抽選で5名の方に粗品を進呈いたします。
尚、お預かりしました個人情報は目的以外の用途には使用いたしません。

 
 

No.117 2012年1月号

 
新年のごあいさつ
特集:夢未来農業祭2011
移動販売車「夢未来号」出発
ニュース&トピックス・各種催し物
情報活用塾
女性部・青壮年部情報
JAからのお知らせ
あぐりキッズスクール情報
料理コン開催/お知らせ/クイズ
   

 

地場の農畜産物消費者に好評

 JA熊本市は「夢未来農業祭2011」を11月26、27の両日、同市の興南会館で昨年に続き開きました。
 農畜産物大試食会と即売会場ではナスやミカン、ミニトマト、エースピーマンなど農産物の実物10品目も展示。家族連れらが詰め掛け、市産農畜産物を味わい、買い求めました。訪れた主婦は「ナスの実はとろりとして甘みがあり、肉類は軟らかく旨みが出ていておいしかった」と話していました。
 JA女性部によるファッションショーやJA青壮年部のもちつき実演販売など、消費者と生産者を結ぶ多彩なイベントを開催。農機・車両のほか衣料などの生活用品、呉服などを展示販売したほか、JA事業の総合相談窓口や震災復興支援など社会貢献活動の紹介コーナーも設置しました。
 来場者には宿泊・旅行券など計68本約50万円が当たる抽選会に加え、新たに総額26万円分の購入者抽選会も実施。会場では同JA新規事業の移動販売車によるプレ販売のほか、あぐりキッズスクールの児童らが取れたて野菜を即売しました。ステージイベントでは市内小学校の吹奏楽演奏や「くまモン隊ステージ」、JA全共連主催の「それゆけ!アンパンマンショー」などもあり、約3600人の来場者でにぎわいました。

 
テープカットで幕開けしたゆめみらい農業祭2011
 
「火の君太鼓」による和太鼓演奏
エースピーマン料理を試食する来場者
 
牛・豚肉の試食jは終日大盛況

 

移動販売車が出発 高齢世帯に新鮮食材

 高齢者世帯の食卓に新鮮な食材を届けようと、JA熊本市は12月12日から移動販売の新規事業を始めます。移動販売車「夢未来号」の出発式と完成除幕式が11月26日、同市の興南会館で行われ、商品を載せた車両がJA夢未来農業祭の会場にお目見えしました。
 実施地域は同JA西部・河内・飽田・天明の各総合支店管内の3ルートを設定。農漁村地帯や山間部などをトラック2台(2㌧・850㌔)1組で駆け巡ります。各ルートは午前9時から午後3時30分ごろまで週2回のペースで巡回し、停車地は11〜13カ所の計36箇所。販売時間は30分ほどを予定し、米など重い商品の宅配や御用聞きも行い、利便性向上に加えて生活や健康管理も支援します。
 取り扱う商品はJA夢未来直売所の青果物や弁当、惣菜などが中心。精肉や鮮魚の他、パンや菓子、乳製品なども販売します。出発式でJAの村上一也組合長は「高齢者や子育て世代の人たちに、新鮮で安全・安心な地元の農畜産物を供給し、地域の活性化に寄与したい」とあいさつしました。
 当該総合支店管轄の9支店で4日間のプレ販売を行い、12日から本格的に始動しています。問合せは同JA移動販売係、℡096(377)1211。

 
JA熊本市移動販売車「夢未来号」を除幕し一礼する村上組合長
 
JA夢未来農業祭の会場で行われたプレ販売
 

 

実った稲親子で収穫

 農村環境の保全や水田の役割などを学ぶ「あ・さ・ひ・ば田んぼの学校」が10月23日、熊本市沼山津の田んぼ約13㌃で開かれ、秋津地域の小学生親子約200人が稲刈りを体験しました。
 子どもたちに農業を楽しむ機会を提供しようと、秋津地域資源保全隊や校区PTA、水土里ネット秋津飯野などでつくる実行委員会主催。平成19年から毎年行っており、田植えから玄米になる過程を指導しています。
 JA営農指導員が稲の刈り方を説明すると、全員がかまを手に田んぼに入り、黄金色に実った稲を刈り取りました。足踏み脱穀機や「千歯こぎ」など昔の農機具を使って脱穀も体験。父母と参加した桜木小1年の徳臣碧さんは「初めは難しかったけど後から楽しくなった」と笑顔でした。収穫した米は参加者全員に贈り、各家庭で味わってもらいます。

 
千歯こぎ(手前)や足踏み脱穀機(奥)で脱穀を体験する子どもたち
 
 

 

野菜の販売楽しみ

 あぐりキッズスクールの児童45人が10月15日、自分たちが販売する農作物の値札となるPOP(購買時点広告)作りや、調理実習などに取り組みました。
 スクール生らは苗植えや種まきをして育てた野菜を、同JAの夢未来農業祭で販売します。向山小4年の中川愛佳さんと有田日菜さんは「収穫して販売もできるのは楽しみ。たくさん買ってもらえるよう頑張ります」と話していました。
 JA女性部の協力により特産ナスを使って「フライドナス」作りも体験。事前にスティック状に切ってもらったナスを、小麦粉と片栗粉が同量入ったビニール袋の中に入れてまぶす作業に取り組み、揚げたてのナスを味わいました。
 「ちゃぐりん」の時間では担任職員が講師となり果物について学習。花や種などの組合せを線で結び、熟してから食べることなど野菜との違いも教わりました。昼食はJA飽田支店前の旧野菜選果場で、県産牛・豚肉のバーベキューを父母や担任職員らと一緒に楽しみました。

 
実や種などの正しい組合せを話し合いながら学習
 
完成したポップを手に笑顔のスクール生ら
完成したポップを手に笑顔のスクール生ら
 
シャカシャカ振って「フライドナス」作り

 

農業フェア盛況

 県内各地の農産品などを集めた「くまもと農業フェア」が11月12、13の両日、県農業公園カントリーパークで開かれました。JA中央会や県などでつくる実行委員会が地元農畜産物の消費拡大を目的に毎年開催。
 県産みそと野菜を使った「千人鍋」の調理・販売にはJA熊本市女性部の北口和皇部長ら役員が参加しました。「農の生け花展」には同JA女性部としてハイミセス会の松下良子さんの作品を、「おもてなし」をテーマに出展しました。
 JA熊本市青壮年部は西冨大二郎部長らがステージイベントに出演し、会場の子供たちとジャンケン大会を実施。ナスとトマトの袋詰め各30袋と、アールスメロンをプレゼントしました。

 
西冨青壮年部長(右端)らが子供たちに青果をプレゼント
 
「農の生け花」のテーマは「おもてなし」