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web版「Window」

JA熊本市の最新情報をお届けしている広報誌「Window」。
ぜひ皆様のご意見をコチラからお寄せください。
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応募は
(1)クイズの回答
(2)ホームページ、広報誌の感想
(3)身近な疑問
(4)JAへの要望
をお書き添えの上、発行翌月15日までお送りください。
抽選で5名の方に粗品を進呈いたします。
尚、お預かりしました個人情報は目的以外の用途には使用いたしません。

 
 

No.124 2013年3月号

 
優れた農業経営者や生産組織を顕彰 県農業コンクール大会
ニュース&トピックス・各種催し物
情報活用塾
女性部・青壮年部情報
JAからのお知らせ
あぐりキッズスクール情報
お知らせ/クイズ/表紙紹介
   

 

トピック1

優れた農業経営者や生産組織を顕彰 県農業コンクール大会

 優れた農業経営者らを顕彰する第53回県農業コンクール大会の表彰式が1月30日、熊本県庁で開かれました。今回は「経営体」「新人王」「食と農」の3部門で32個人・団体の功績をたたえ、地域の農業振興に尽力した12個人・団体に地域貢献賞、農業貢献賞を贈りました。
 経営体部門では、なす・もち米を生産する後藤義明さん(64)佳子さん(56)夫婦が優良賞に選ばれました。後藤さんは、地域の施設園芸のリーダーとして、耐候性ハウスや新技術の導入、高い生産技術で安定した家族経営モデルを確率しています。
 新人王部門では、レンコン・ブロッコリー等を生産する川上大介さん(31)一歩さん(30)夫婦が最高賞の秀賞(農林水産大臣賞も受賞)を受賞。川上さんは、品種剪定、土づくり、水・温度管理、病害虫防除と生産技術の努力を行っており、また労働時間平準化と収入安定のため新品種を導入しています。
 県や農業団体などが主催し、式典には約300人が出席。蒲島郁夫熊本県知事が「熊本の農業をますます盛り上げてもらいたい」などと祝辞を述べました。

 
経営体部門優良賞の後藤さん夫妻
 
新人王部門秀賞(農林水産大臣賞受賞)の川上さん夫妻
 

 

トピック2

イチゴ果実品質良好

 熊本市西区河内町白浜地区でイチゴ生産者らは収穫と摘果作業などに追われています。糖度は14ほどで濃厚な甘みに仕上がっており、出荷は関西方面を中心に5月下旬まで続きます。
 JA熊本市白浜苺部会は、18戸の農家が約6㌶で「紅ほっぺ」と「さがほのか」を栽培。作業の効率化と有利販売を図るため3年前から2品種に集約しています。
 部会長の村上栄朗さんは「今年は生育が遅れ1番果の収量は少ないが、果実品質は昨年より良好」と話します。部会ではクリスマスシーズンの12月初旬に出荷できるよう、早期栽培技術を取り入れており、また消費拡大を図ろうと、県のPRキャラクター「くまモン」のイラストを商品パッケージにあしらっています。
 1月下旬に入り、8〜9粒入りの平詰めパック(1パック250㌘)など大玉を中心に1日に約4000パックを出荷。2月中下旬にピークを迎え、今年産全体で245㌧の出荷を見込んでいます。

 
「甘くて美味しいです」と村上部会長
 
 

 

トピック3

JA熊本市野菜ソムリエ会設立 

 JA熊本市はこのほどJA熊本市野菜ソムリエ会を設立しました。野菜と果物の知識や経験を身につけ、熊本市農産物の生産や消費者との交流・消費拡大への取り組みを目的とします。
 1月10日の設立総会には、行政やJA職員、会員らが出席。ナスを栽培している西村和洋さんが会長に就任し、「本会を通して、野菜や果物の知識を身につけ自己のスキルアップを図るとともに、熊本市農産物のPRをしていこう」とあいさつ。会員は11人で、野菜ソムリエの資格取得している生産者が集まりました。
 本会は愛称を「ソムリエゾン」と名づけ、フランス語で「架け橋」を意味するリエゾンを用い、農園と食卓、生産者と消費者の架け橋役を担うという思いを込めました。本会は今後、料理講習会や試食宣伝会などに取り組んでいきます。

 
 
 

 

トピック4

第60回県家の光大会開催

 JA熊本中央会と家の光協会は12月13日、第60回熊本県家の光大会を宇城市で開き、JA女性部員や愛読者ら約80人が参加しました。
 家の光図書の普及に貢献したJAなどが表彰され、JA熊本市は4部門で受賞しました。
 家の光記事活用体験発表には8人が出場。当JAは田代ミツ子さんが「ボランティアの原点は家の光」と題し、ボランティアで紙芝居を通し幅広い世代との交流の様子を発表しました。田代さんは最優秀賞を受賞され、県代表として2月の第55回全国家の光大会に出場されます。
 第35回ちゃぐりん読書感想文全国コンクール優秀賞の児童による朗読や記念講演もありました。
 ◆JA熊本市の受賞内容
【JA熊本中央会表彰】
「家の光」特別普及JA
「家の光」12月号特別運動優績JA
「ちゃぐりん」8月号特別運動優績JA
【JA熊本中央会・家の光協会表彰】
優良読書グループ=「天明」代表:田邉アキ子さん
【家の光記事活用体験発表者表彰】
 最優秀賞=田代ミツ子さん
【第35回ちゃぐりん読書感想文全国コンクール入賞者表彰】
優秀賞=熊本大学教育学部附属小学校6年 大塚ひなのさん
「『幸せの国 ブータンの小学生』を読んで」

 
優績JA表彰を受ける宮本組合長
 
「天明」代表の田邉アキ子さん
体験発表した田代ミツ子さん
 

 

トピック5

ミカンの選果場見学

 JA熊本市あぐりキッズスクールの児童60人が第7回目の開催となる12月17日、全国有数の温州ミカン産地である同市西区河内町で同JA柑橘選果施設を見学しました。
 スクール生らは、収穫されたミカンが糖度や酸度を測る光センサーで選別される様子や、果実に衝撃を与えない搬送システムなどを見学。初めて選果場を訪れたスクール生は「美味しそうなミカンが大量に機械で分けられていてすごい」と話していました。
 担任職員による「ちゃぐりん」の時間ではキャベツとミカンについてクイズ形式で学習。ミカン当てクイズでは、児童らは9種類の柑橘類を直接手に取り色や匂いの違いを比較しました。職員は「風邪予防にミカンを食べて、元気に冬をすごしましょう」と呼び掛けました。
 スクール生が手作りしていたみそも完成し、全員に1袋(700㌘)ずつ河内産ミカンとともに配布。昼食は、あぐりキッズ農園でとれたミニ人参を使ったシチューやみかんごはんを味わいました。

 
ミカン当てクイズに挑戦する児童ら
 
みかんが機械で選果されていく様子を見学