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あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと本年度も「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、来年2月まで田植えや稲刈り、トマトジュース作りなど年8回の開催を予定しています。

第7回 ミカン選果見学

みかんが機械で選果されていく様子を見学

ミカン当てクイズに挑戦する児童ら

 JA熊本市あぐりキッズスクールの児童60人が第7回目となる12月17日、全国有数の温州ミカン産地である同市西区河内町で、同JA柑橘選果施設を見学しました。
 児童らは、収穫されたみかんが糖度や酸度を測る光センサーで選別される様子や、果実に衝撃を与えない搬送システムなどを見学。初めて選果場を訪れた田迎小5年の竹崎朋夏さんは「美味しそうなミカンが大量に機械で分けられていてすごい」と話していました。
 担任職員による「ちゃぐりん」の時間ではキャベツとミカンについてクイズ形式で学習。みかん当てクイズでは、児童らは9種類の柑橘類を直接手に取り色や匂いの違いを比較しました。職員は「風邪予防にミカンを食べて、元気に冬をすごしましょう」と呼び掛けました。
 スクール生が手作りしていたみそも完成し、全員に1袋(700グラム)ずつ河内産ミカンとともに配布。昼食は、あぐりキッズ農園でとれたミニ人参を使ったシチューやみかんごはんを味わいました。

第6回 子どもたちが販売を体験

元気な掛け声でとれたての野菜を販売する子どもたち

力を込めておもちをつきました

 JA熊本市あぐりキッズスクールの児童約70人が11月17、18の両日、「夢未来農業祭2012」のイベントで自分たちが収穫した野菜を地域住民らに即売しました。
 早朝から同市南区会富町のあぐりキッズ農園に出向き、ミニ大根、ミニ白菜を収穫。同市中央区の興南会館のイベント会場であぐりキッズコーナーを出店し、とれたての野菜を自分たちで作成したPOP(購買時点広告)を貼ったテーブルに並べて元気な掛け声で販売しました。
 スクール生らは「取れたての新鮮な野菜はいかがですかー」と元気よく来場者にPRし、野菜が売れると大喜び。JA青壮年部のもちつき実演販売に参加し、自分でついたもちを美味しいそうに食べていました。

第5回 芋掘り、稲刈りに熱中

稲の収穫を体験

 JA熊本市あぐりキッズスクールの児童67人が、第5回目の開催となる10月13日芋掘り・稲刈りに挑戦しました。
 同市南区会富町のあぐりキッズ農園で育ったサツマイモを収穫。スクール生らはJA青壮年部員らにスコップで土を掘り起こしてもらうと、埋まっているサツマイモを夢中で掘り当てました。稲刈りでは職員から稲刈りの指導を受けると、鋸鎌(のこがま)を使い刈り取り。コンバインが脱穀する様子を見学しました。
 スクール生らは田畑にいた虫やカエルに騒ぎながら、農作業を楽しんだ様子でした。田迎南小3年の川野裕次郎さんは「かまで稲を収穫するのが気持ちよかった。サツマイモは大きいのがとれて楽しかった」と話していました。
 「ちゃぐりん」の時間では担任職員が講師となりイモについて学習。サツマイモの名前の由来や、特徴、イモの種類について勉強。昼食はJA飽田支店前の旧野菜選果場でバーベキューを行い、手作りのタレで県産牛や豚肉、野菜を父母や担任職員らと一緒に味わいました。