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あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと本年度も「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、来年2月まで田植えや稲刈り、トマトジュース作りなど年8回の開催を予定しています。

第1回 農業や食の大切さ学ぼう 〜第8期あぐりキッズスクール開校〜

ナスの選果機に興味津々のスクール生ら

トマトの収穫をするスクール生

「5つの約束」を読み上げる児童代表

 JA熊本市は5月19日、本店で2012年度第8期あぐりキッズスクールの開校式を行い、市内19校の小学生72人が入校しました。
 野原泰夫専務が「農作業体験を通じて、農業や食の大切さを学んでほしい」と訓示。児童代表が「食べ物を大事にします」など同スクール5つの約束を読み上げました。
 式後は同市南区川口町の宮本隆幸さん(58)のハウス(約50アール)に移動し、スクール生らは担任の12年度新入職員らと一緒にミニトマトの収穫を体験しました。
 向山小4年の村尾葵花さん(9)は「ミニトマトの収穫は初めて。楽しかった」と笑顔を見せていました。スクール生らはJA野菜選果施設も訪れ、ナスやメロンが人や機械で選別される様子を見学しました。
 昼食はJA職員らが、JA直売所に並ぶ旬の野菜を使った手料理を用意。新タマネギとキャベツときくらげの野菜スープ、トマトのマリネ、おにぎりなどを味わいました。今期も田植えや稲刈り、野菜・果実の収穫体験などJA青壮年部やJA女性部の協力を得て年8回開催予定。

第7回 卒業アルバム全員に

校長の村上組合長(左)に謝辞を述べる児童代表

バター作りに取り組む児童たち

 JA熊本市は平成23年度あぐりキッズスクールの閉校式を2月18日、同市南熊本の本店で開き、第7期の児童63人が卒業しました。
 スクール校長の村上一也JA組合長が「農業の素晴らしさなど体験して得た事を大切にし、これからも農業や農産物に関心を持ってほしい」と言葉を贈り、卒業アルバムと記念品を各班代表の6人に手渡しました。
 児童を代表し出水南小学校6年の東健輔君が「米や野菜作りなど農業体験を通し、収穫の喜びや命の大切さなどを学びました」と謝辞を述べました。
 この日は、牛乳をテーマに体に必要な栄養素などを大塚製薬㈱熊本支店の葛西雅美さんの講話を聞いて学習しました。同JA酪農女性部の生産者や北口和皇JA女性部長らと一緒に、牛乳と生クリームを使ってバター作りを体験し、県産の米粉パンに付けて味わいました。
 同JAでは平成24年度も同スクールを開校予定です。

第6回 ミカン狩り楽しい

光センサーをくぐったミカンの選別レーンを見学

有明海が一望できる果樹園でミカン狩りを楽しむスクール生

 JA熊本市あぐりキッズスクールの児童53人が12月17日、河内町の有明オレンジ園でミカン狩りを体験。色づいた温州ミカンを、ハサミを使って1つずつ丁寧に収穫しました。
 全国有数の温州ミカン産地にある同JA柑橘選果施設も訪問。糖度と酸度を測る光センサーなどを備えた選果レーンや、果実に衝撃を与えない搬送システムなど最新設備を見学しました。初めて選果場を訪れた画図小5年の赤星遼太郎君は「ミカンが品質や大きさで素早く分けられてすごいと思った」と話していました。
 担任職員による「ちゃぐりん」の時間では水稲とナスについて学習。水田の果たす役割や稲の名前の由来など、米作り体験で圃場を管理してもらった生産者の河野大介さんの講話を聴きました。
 JA女性部の指導でスクール生が手作りしていたみそも完成し、全員に1袋(800㌘)ずつ配布。昼食はサトイモやニンジンなど地元の旬の野菜を使った「のっぺ汁」や漬物、海苔巻きおにぎりを味わいました。