取材協力
ピーマンにこだわってます。 ピーマンの匠 吉川浩司さん
普通の3倍はありそうな”エースピーマン”。
生でかじると、パリッとした歯ごたえの後にトマトのような甘さがじゅわっ。
体験収穫にきた幼稚園児が「ピーマン嫌いやったけど食べれる!」と得意気に一個食べたという、お母さんにとっては
魔法のようなピーマンなのです。
【見た目も味も育ちもエース級!】
”大きくて肉厚、生で食べても甘くて美味しい”と4拍子揃った、見た目も味もエース級のピーマン『エースピーマン』がつくられている
熊本市東部地区。その地区でも、熊本市長嶺在住の吉川浩司さんは、
現在4,000本のエースピーマンを栽培しています。
かつては、米や野菜などを出荷していましたが、9年前に家業を継ぐようになってからはエースピーマンだけに絞り込みました。
農薬を極力使わず、ピーマンの害虫を食べる虫を放す「天敵農薬手法」をいち早く取り入れた吉川さん。「虫がやっつけてくれるので、
農薬の量が減りました。その分、ピーマンに甘さが出た気がします」。
昨年からは、ハウス内の空気を循環し、温度や湿度を調整する循環扇方式も採用。空気を回すことで、葉の近くの空気が働き光合成
の働きが活発になるとか。
『一手間加えてさらにうまっ!ピーマンは色んな料理に合います!』
エースピーマンの美味しい食べ方は…
「定番だけど、やっぱり肉詰めがおすすめ!」と吉川さん。輪切りにしたエースピーマンにミンチ肉を詰める、ちょっと変わった肉詰めです。肉に火が通ったら、とろけるチーズを乗せてちょっと蒸し焼きに。
夕飯のおかずはもちろん、お弁当のおかずにもぴったりです。
その横で、婚約者の杏奈さんが「ピーマンごはんもおいしいよ」。
小さく刻んだピーマンをひき肉と炒め、醤油、酒、みりん、豆板醤で中華風に味付け。ほっかほかのご飯との相性抜群!ラーメンや
スパゲティーの具としても美味しいですよと杏奈さん。
生のまま細長く切って、荒塩やマヨネーズにつけて食べるのも、エースピーマンならではの楽しみ方ですよ。
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