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あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと本年度も「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、来年2月まで田植えや稲刈り、トマトジュース作りなど年8回の開催を予定しています。

第2回 土の感触に大はしゃぎ

泥んこになって田植えを体験

ナスを手に喜ぶ子どもたち

 JA熊本市あぐりキッズスクールの児童43人が6月25日、同市会富町で田植えとナスの収穫を体験しました。
 スクール生らはJA職員から苗の植え方の説明を聞くと、土の感触にはしゃぎながら水田に入りました。「指の付け根までしっかり植えつけて」と地元のJA青壮年部らがアドバイス。子どもたちは担任職員らと一緒に、水田約3㌃に「くまさんの力」の苗を植えました。田植えを初めて体験した画図小2年の赤星康輔君(8)は「苗が倒れないようにまっすぐ植えるのが難しかった」と話していました。
 近くの耐候性ビニールハウスではナスの収穫を体験。子どもたちは張りとつやのある大ぶりのナスを見つけると、ハサミを使って丁寧に収穫しました。
 昼食は、地元の取れたて野菜を使った「肉ジャガ」や、特別栽培米「夢未来」のおにぎりなどを味わいました。

第1回 農業や食の大切さ学ぼう 〜第7期あぐりスクール開校〜

「5つの約束」を読み上げる児童代表

担任の新職員からアドバイスを受けながら作業

JA野菜選果施設も見学

 JA熊本市は5月21日、本店で平成23年度第7期あぐりキッズスクールの開校式を行い、市内17校の小学生60人が入校しました。
 スクール校長の村上一也組合長が「農業や食の大切さを1年間の体験を通して学んでほしい」と訓示。児童代表が「食べ物を大事にします」など同スクール5つの約束を読み上げました。
 式後は同市会富町のあぐりキッズ農園(約8㌃)に移動し、スクール生らはJA青壮年部や担任の23年度新職員らと一緒にサツマイモの苗500株の植え付けを体験。事前に青壮年部が整えておいたマルチシートを被せた畝に、割り箸を突き刺してこぶし大に広げ、長さ約30㌢のイモ苗を植えました。楡木小6年の守田彩乃さんは「農業はおもしろい。収穫が楽しみ」と笑顔を見せていました。
 スクール生らはJA野菜選果施設も訪れ、ナスやメロンが人や機械で選別される様子を見学しました。昼食はJA女性部員らが、JA直売所に並ぶ旬の野菜を使った手料理を用意。新タマネギとトマトのマリネや野菜スープ、おにぎりなどを味わいました。
 今期も田植えや稲刈り、野菜・果実の収穫体験などJA青壮年部やJA女性部の協力を得て年8回開催予定です。

第8回 卒業アルバムと記念品全員に

代表して謝辞を述べるスクール生

フラワーアレンジを楽しむスクール生ら

 JA熊本市は2月19日、平成22年度あぐりキッズスクール閉校式を同市南熊本の本店で行い、第6期スクール生53人が卒業しました。
 スクール副校長で同市農林水産振興部の中山弘一部長が「スクールでの貴重な体験は今後皆さんがつらい事などで悩んだ時に自信につながると思う。これからも熊本市の農業や農産物に関心を持ってほしい」とあいさつ。卒業を祝し中山副校長がアルバムを、JAの鳥飼博秋参事が農業祭参加記念品を各班代表の6人に手渡しました。スクール生を代表し市立帯山西小6年のウォンヒョンジュン君と荒井皓子さんが「お米や野菜を育てて売るまでにはさまざまな人たちの思いがあると知った。これからも好き嫌いをせず感謝して食べたい」と謝辞を述べました。
 スクール生らはこの日、フラワーアレンジメントに挑戦しました。保護者や担任職員のアドバイスを受けながら作業。多彩な色合いのトルコギキョウをバランスなどを考えてオアシス(スポンジ台)に挿して仕上げました。また、県産のらくのう牛乳と生クリームを使いバター作りも体験し、米粉パンに付けて味わいました。JAでは23年度もスクールの開校を予定しています。