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あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと本年度も「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、来年2月まで田植えや稲刈り、トマトジュース作りなど年8回の開催を予定しています。

第7回 子どもたちが農業祭で即売

新入職員らと一緒に元気に接客するスクール生ら

館内を“行商”してまわる子どもたち

 取れたての野菜いかがですかー。JA熊本市あぐりキッズスクールの児童52人が12月18、19の両日、同市本山町の興南会館で自分たちが収穫した野菜を地域住民らに即売しました。
 JAが初めて開いた「夢未来農業祭2010」のイベントであぐりキッズコーナーを出店。消費者や地域住民に朝採り野菜を食べてもらおうと、スクール生らは早朝から同市会富町のあぐりキッズ農園に出向き、JA青壮年部の協力を得て栽培した野菜を収穫。袋に詰め合わせたダイコンやブロッコリー、スティックセニョールなどを特設テント内に並べました。
 子どもたちは「たくさん売れるといいな」、「買ってもらえるかな」などと期待しながら約1時間、元気な掛け声で販売しました。屋外ブースでの売れ行きが鈍ると手作りの値札を手に館内を“行商”。来場者やJA役職員らが買い求めると大喜びしていました。

第6回 収穫の喜び実感

「大きいのとったどー」と喜ぶスクール生たち

顔の2倍以上のカライモに大満足!

ミニダイコンが大きく生長

自分たちでオリジナルの値札を作成

 JA熊本市あぐりキッズスクールの児童45人が11月20日、同市会富町のあぐりキッズ農園で育てた野菜を収穫しました。スクール生らは5月下旬以降、苗の植え付けや種まき、みそ造りなどJA青壮年部や女性部の協力により5回の作業を体験。この日は大きく育ったカライモやミニダイコン、ミニニンジンなどを収穫し喜びを実感しました。
 JA青壮年部員や職員らにスコップで土を掘り起こしてもらうと、子どもたちは「すごい」「大きいのあった」などと歓声を上げ、いくつもつながったカライモを掘り出していました。イモ掘りを初めて体験した市立託麻西小3年の田中一冴(いっさ)君は「掘り出すまで大きさがわからずわくわくした」とにっこり。
 スクール生らは、12月18、19日にJAが初めて開く「夢未来農業祭」で育てた野菜を即売します。農業祭であぐりキッズのブースを案内する看板や、販売する農産物の値札を自分たちで作り上げました。
 昼食は地元のとれたて野菜を使った「のっぺ汁」とおにぎりを味わいました。

第5回 稲刈りは楽しい

「上手に刈れたよ」とスクール生ら

コンバインに乗り稲刈りを楽しむスクール生

袋をシャカシャカ振って「フライドナス」作りも体験

調理指導と料理を作ってもらった女性部の方々

 JA熊本市は10月16日、子どもたちに農業や食の大切さを学んでもらうあぐりキッズスクールを開き、児童41人が稲刈りとナスを使った料理作りを体験しました。
 スクール生らは同市会富町の田んぼ約10㌃で、JA青壮年部や職員らの指導を受けながら作業。こうべを垂れ黄金色に実った稲を、かまを使って1株ずつ丁寧に刈り取りました。初めて稲刈りをした市立碩台小3年の千羽叶芽さんは「(稲穂に)お米がたくさん付いていてすごい」と話していました。
 調理実習ではJA女性部員らと一緒に「フライドナス」作りに挑戦。事前に女性部員らにスティック状に切ってもらったナスを、スクール生らは米粉と片栗粉を合わせた粉にまぶし塩などで味を調えました。
 食農教育雑誌「ちゃぐりん」を使った授業では、各班担任の新入職員らがクイズを出題し、水稲の品種や果物の産地などを学習。昼食は、JAの直売所に並ぶ野菜を材料に使った女性部員ら手作りのカレーと自分たちで作ったフライドナスを味わいました。