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あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと本年度も「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、来年2月まで田植えや稲刈り、トマトジュース作りなど年8回の開催を予定しています。

第6回 収穫の喜びを実感

「ほら、つながってるよ」

ミニダイコンを手に喜ぶスクール生たち

料理を作っていただいたJA女性部の方々

 JA熊本市は11月21日、同市会富町であぐりキッズスクールを開き、児童31人が農作物の収穫を体験しました。
 あぐりキッズ農園(8㌃)で、6月初旬に植えたカライモ苗は大きく成長。畑に入ったスクール生たちは、JA青壮年部員らにスコップで土を掘り起こしてもらうと、「わあ大きい」「たくさんつながってる」などと掘り当てるたびに大きな歓声。泥んこになりながらも、カライモを袋いっぱいに詰めていました。
 9月下旬に種をまいたミニダイコンやホウレンソウ、ミニニンジンも収穫。「おいしそう」とミニニンジンをその場で食べる子どもの姿も見られました。
 イモ掘りは初めてという市立日吉東小4年の木原遥菜さんと同小2年の中山琴絵さんは、「カライモは天ぷらが大好き。帰ってから食べるのが楽しみ」とうれしそうに笑顔を見せていました。
 昼食はとれたての野菜を使い、JA女性部員らに調理してもらったクリームシチューやサラダを味わいました。

第5回 収穫体験で食と農の大切さ学ぶ

熱心に取り組むスクール生ら

ハサミで丁寧に収穫します

ナス料理を作っていただいたJA女性部の方々

 JA熊本市は10月17日、体験を通して農業や食の大切さを学んでもらうあぐりキッズスクールを同市会富町で開き、児童40人が稲刈りとナスの収穫を体験しました。
 6月下旬に自分たちで手植えした水田約5㌃で、スクール生らはかまを使って稲刈りに挑戦。地元のJA青壮年やJA営農指導員の指導を受けながら、黄金色に実った稲「くまさんの力」を1株ずつ丁寧に刈り取りました。
 手際よく刈り取っていた市立日吉東小4年の柴田万里亜さんは「稲刈りは2回目。上手に刈り取れたらどんどん楽しくなっていった」とにっこり。
 ナスのハウスでは、JA茄子部会が生産する「肥後のでこなす」の収穫を体験。張りとつやのある大きなナスを探したスクール生らは、嬉しそうな表情でハサミを使って収穫していました。
 スクール生らはJA野菜選果施設も訪れ、職員の案内で集荷が本格化したナスの出荷に至る工程を歩いて見学しました。
 昼食はJA女性部の協力で、取れたての新鮮なナスを使った「ナスカレー」と「フライドナス」を味わいました。

第4回 野菜作りと味噌造り体験

みそ玉作りに取り組むスクール生ら

1本ずつ丁寧に植えつけていくスクール生

 あぐりキッズスクールの児童40人が9月19日、みそ造りや野菜の定植作業などを体験しました。
 スクール生らは同市会富町のあぐりキッズ農園(8㌃)で、ブロッコリー苗の植え付けに挑戦。事前に畝を作ってかぶせてあったマルチシートに穴をあけ、JA青壮年部や職員の指導を受けながら葉が土に埋まらないように丁寧に植えつけました。約2カ月後の収穫を楽しみに、畑にはミニニンジン、ホウレンソウ、ダイコンの種もまきました。
 熊本市秋津産の大豆を使ったみそ造りでは、スクール生らはJA女性部員と一緒に、炊いた大豆と麦に大豆の煮汁、こうじ菌、塩を交ぜあわせ、容器での保存に備えてみそ玉作りに取り組みました。
 みそ汁が大好きという出水南小2年の森山祐成くんは、「自分で作ったみそを食べてみたい」と話していました。
 昼食は、熊本県産素材の冷凍米飯で作ったおにぎりと自分たちが種まきして実ったスイートコーン入りのコーンスープを味わいました。