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JA熊本市の最新情報をお届けしている広報誌「Window」。ぜひ皆様のご意見をコチラからお寄せください。また、毎号掲載しているバラエティクイズのご応募もコチラから。応募は(1)クイズの回答(2)ホームページ、広報誌の感想(3)身近な疑問(4)JAへの要望をお書き添えの上、発行翌月15日までお送りください。抽選で5名の方に粗品を進呈いたします。尚、お預かりしました個人情報は目的以外の用途には使用いたしません。
No.102 2009年7月号
食や農業への理解深めて
食の安全や食料自給率の向上が叫ばれる近年、JA熊本市は5月20日、小学校高学年向けに「農業の今と日本の食」などの教材本を熊本市教育委員会の小牧幸治教育長に贈りました。教材は、食農教育編・環境教育編・金融経済教育編の3冊とジュニア農林水産白書が1セットで、管内の小学5年生全員へ配布します。 JAバンクが昨年創設した「JAバンク食農教育応援事業」の一環で、次代を担う子供たちに食と農業の重要性への理解を促し、自然環境を大切にする心をはぐくむのが目的。この日は、児童への配布に先立ち、横田健JA組合長や農林中央金庫熊本支店の大櫛啓二副支店長らが同委員会を訪れました。 横田組合長が「食の安全が叫ばれている今こそ、食育の重要性は高まっている。補助教材として役立てていただきたい」などと話し、受け取った小牧教育長は「実生活における食の大切さや環境問題など子供たちの理解が深まるよう活用していきたい」と応じました。
親子でふれあいツアー
熊本市の西南地区で6月7日、JAの選果施設見学やナスの収穫と調理を体験する農業ふれあいツアーがあり、市内の小学生20人と保護者が参加しました。市民に食と農に関する理解と関心を深めてもらおう、「くまもと食農塾」を熊本市が年4回程開いているもので、今年度初めての開催。 会富町のJA熊本市野菜選果施設を訪れた親子らは、管内の生産農家から持ち込まれる青果物の集荷から選果、出荷に至る工程を見学。品質を厳選する光センサー装置や出荷箱に納まった商品を整然と積み上げていくロボットなど、JA職員から施設内の説明を受けました。 親子で一緒に取り組んだ調理体験では、管理栄養士の有働麗子さんを講師に、「なすのドライカレー」や「なすのチーズ春巻き」など4品のナス料理を完成させました。自分で作った料理を味わう子供たちは、「おいしい」と満足そうな笑顔を見せていました。 その後、奥古閑町のナスのハウスを訪ね、生産者の寺田秋弘さんに教わりながら、子供たちはハサミを使ってナスの収穫を体験。 夫婦で二人の子供と参加した同市出水の川上敬子さん(45)は、「子供の学校でも食育活動は盛ん。どのようにして農作物ができるのか体験するのが一番と思い参加した」と話していました。
純米吟醸酒7月1日から販売
JA熊本市は、管内で生産される米を原料にした純米吟醸酒の生産・販売を始めました。農商工が連携した取り組みで、川尻の酒造メーカー瑞鷹(株)と共同で商品化。7月1日から試作した1000本を限定で販売しています。 原料は、管内の農家が栽培する水稲「森のくまさん」のみを使用。熊本酵母と阿蘇の伏流水で醸したアルコール分15%・精米歩合58%の本格純米吟醸酒です。米本来の香りとまろやかさを引き出すため「黄こうじ菌」を使い、じっくり仕込んで作り上げました。 試飲会では、「芳醇で辛口」、「上品な味わいで香りがいい」、「冷やが合う」と評判も上々。商品名は、米と同じ「森のくまさん」(720ml税込1500円)。 同JAでは、純米焼酎「森のくまさん」(720ml税込1350円)も販売しており、米・日本酒・焼酎の同一ブランドで相乗効果を発揮し、付加価値の高い商品提供で米の消費拡大につなげる狙い。 問い合わせはJA熊本市米直販所 電話096(372)6413
「あぐりんネット」応援よろしく!
JAグループ熊本が統一広報の一環として、「生活者と生産者を結ぶ」をテーマに、ホームページ「あぐりんネット」を設けて今年で7年目。県下12JAの生産者が特派員となり、消費者に農業への理解や安全・安心な県産農畜産物のPRをしています。JA熊本市からは、会富町の上村真徳さんが特派員となり、「スティックセニョール」の成育状況や農家の暮らし、地域の身近な話題などを提供します。是非ホームページにアクセスして下さい。 〔プロフィール〕 父母と妻、子ども2人の6人家族。スティックセニョールのほか、ナスや米、みつばを栽培。「農業(食)こそ人が生きるための源である」がモットー。
みんなの教材「家の光」を購読しましょう!
「家の光」図書を普及させるため、女性部では毎年、12月号・1月号で特別推進を行っております。 例えば6月号では・・・ 農業体験、骨盤ウォーキング、梅雨時の洗濯術、米粉のケーキ、ハンドメード、家計防衛虎の巻、お母さんも子どももハッピーすくすく道場、家庭介護、緑の便利帳、農業農政、JA講座、料理カード、畑の豆知識、家庭園芸などなど内容も充実しています。 生活のテキストとして、女性部では家の光を推進し、家の光記事活用グループをつくって活動しています。