農産物フェア実行委員会(村上一也会長・熊本市、JA熊本市、熊本県花き園芸農協、熊本県花き事業協同組合、熊本市消費者団体連絡会)は11月19〜21の3日間、くまもと秋のふれあい収穫祭を市内の繁華街で開きました。
会場のびぷれす広場には農家が丹精こめて作ったナスやメロン、ミカンなど旬の新鮮野菜や果物をはじめ、新米や農産加工品、アレンジした花などを陳列。産地の生産者が直接販売する姿も見られ、消費者や買い物客らでにぎわっています。同市新外2丁目の専門学校非常勤講師、田中美保子さんは「どの農産物も新鮮。いつも国産や地元の食材を意識して選んでいる」と数種類の野菜を買い求めていました。
下通アーケード内ではJA「夢未来」ブランドの野菜や果実、米粉料理の展示・試食、牛乳やミカンジュースの試飲コーナーが大盛況。「ひご野菜」15品目や学校給食の変遷と地産地消への取り組みを紹介するパネル、フラワーアレンジの見本なども展示され、市民の関心を寄せていました。
この日はJAグループ熊本・みんなのよい食プロジェクトのキャラバン隊も訪れ、安全な県産農畜産物を市民へPR。JA職員らもチラシを配布し、地産地消や食料自給率の向上などを訴えました。 |