1. トップページ
  2. 広報誌「Window」
web版「Window」

JA熊本市の最新情報をお届けしている広報誌「Window」。
ぜひ皆様のご意見をコチラからお寄せください。
また、毎号掲載しているバラエティクイズのご応募もコチラから。
応募は
(1)クイズの回答
(2)ホームページ、広報誌の感想
(3)身近な疑問
(4)JAへの要望
をお書き添えの上、発行翌月15日までお送りください。
抽選で5名の方に粗品を進呈いたします。
尚、お預かりしました個人情報は目的以外の用途には使用いたしません。

 
 

No.108 2010年7月号

 
特集『3カ年計画を承認』第19回通常総代会開催
ニュース&トピックス・各種催し物
情報活用塾
女性部・青壮年部情報
JAからのお知らせ
あぐりキッズスクール
コンプライアンス標語決定/クイズ
   

 

トピック1

組合員主体の事業運営を 第19回通常総代会開催

 JA熊本市は6月16日、第19回通常総代会を同市の崇城大学市民ホール(熊本市民会館)で開きました。総代534人(書面議決含む)が出席し、平成21年度事業報告や22年度事業計画、JA活動総合3カ年計画など7議案を可決、承認しました。
 村上一也組合長が「地域や農業を取り巻く環境が大きく変動する中、組合員の生活の向上と組合員所得の最大化を実践するための地域農業の振興を最重要課題とし、役職員一丸となって取り組んでいきたい」とあいさつ。
 平成21年度の決算概要は、事業総収益125億2100万円(前年比2.1%増)、経常利益7億1300万円(同11.0%増)、当期剰余金2億4900万円(同7.1%増)を計上。出資配当年1.0%は3年連続。
 主要事業実績では販売品販売高が151億5700万円(同3.3%減)、購買品供給高83億6100万円(同3.5%増)、貯金期末残高1263億1800万円(同5.1%増)、貸出金期末残高494億6900万円(同0.7%増)、長期共済保有高6073億9800万円(同2.8%減)、長期共済新契約高524億8000万円(同0.8%増)。
 平成22年度は協同組合活動の原点である組合員が主体の事業運営を確立するために、重点取り組みとして
 1.組合員所得の向上を目指す営農指導・経営指導体制の整備
 2.組合員との繋がりを強化するための出向く体制の整備
 3.職員の資質と職務遂行能力を向上させる教育研修の実施
 4.女性・次世代・担い手の組合への参加参画の促進による組織基盤の強化
 5.組合員の負託に応えるための財務の健全化
 を柱に掲げ、総事業量2563億8400万円の目標達成に向け取り組んでまいります。
 【JA活動総合3カ年計画の構成】
 1.地域農業振興計画
  《農家所得の最大化を実現する地域農業の振興》
  2.くらしの活動計画
  《組合員・地域住民の生活の総合的な支援》
  《高齢者福祉活動計画》
  3.経営刷新計画
  《協同を支えるJA経営の確立》
 4.教育活動計画
  《教育活動の強化と活力ある職場づくり》
  5.総合財務・損益計画
  《損益計画・人件費計画・固定比率計画》
 【総代会出席状況】
 総代総数・・・・・574人
 本人出席・・・・・369人
 委任状・・・・・・ 15人
 書面議決・・・・・165人
 欠席・・・・・・・ 25人
 【総代会提出議案】
 第1号議案 平成21年度事業報告及び剰余金処分案について
 (報告事項)平成21年度貸借対照表、損益計算書、注記表及び附属明細書について
 第2号議案 平成22年度事業計画及び関連事項について
 第3号議案 定款の変更について
 第4号議案 信用事業規程の改正について、農地保有合理化事業規程の廃止並びに農地利用集積円滑化事業規程の制定について、役員退職慰労金規程の改正について
 第5号議案 組織整備について
 第6号議案 JA活動総合3カ年計画の設定について
 第7号議案 協同組合の役割発揮による農業・農村の活性化に関する特別決議について
 附帯決議
 報告事項1 JAバンク基本方針の変更について

 
 
 

 

トピック2

市産農畜産物の消費拡大に向け

 熊本市農畜産物生産出荷協議会(熊本市・JA熊本市)は5月31日、平成22年度総会をJA本店で開きました。JA生産部会の代表ら約40人が出席し、本市の農業振興に必要な生産技術の向上や出荷・消費拡大対策などを協議しました。
 会長の村上一也JA組合長が「宮崎で発生した口蹄疫問題は収束のめどが立たない状況の中、JAでも対策本部を設け防疫を強化している。関係機関と連携し、農家経営の安定に努めていきたい」とあいさつ。議事では09年度事業報告など2議案を承認。
 熊本市産農畜産物の消費拡大に向け、今年度は香港でのトップセールスや、生産部会女性部・後継者らが参画し全国主要都市圏で試食宣伝販売会を行います。
 また、環境保全型農業への取り組みを進めるほか、市産農畜産物を優先的に利用してもらうため調理師や給食・外食産業関係者らを生産地に招き情報交換交流会も計画。安全・安心な農畜産物の生産・販売対策を強化し、本市農畜産業の一層の発展を目指します。

 
消費拡大に向けた取り組みを確認した総会
 
 

 

トピック3

組合員の拠りどころとなるセンターを

 JA熊本市は5月7日、奥古閑町の天明支店敷地内にJA熊本市天明資材センターをオープンしました。開所式には同支店役員をはじめJA関係者ら約40人が出席。村上一也組合長ら5人がテープカットを行って祝いました。
 式典で村上組合長は「営農の拠点として組合員の要望に応え拠りどころとなる資材センターを目指し、利便性・利用率の向上を図っていきたい」とあいさつ。山本継雄天明支店担当理事は「農業情勢は厳しいが、良いものをより安く、より早くをモットーに役職員一丸で取り組んでいきたい」と続けました。
 同センターは鉄骨造平屋建て、売場面積約250平方㍍。肥料・農薬など生産資材全般のほか、各種園芸・生活用品や食品なども取り扱います。2日間のオープン記念セールでは、目玉商品として刈払機(5台)やアルミハウスカー(30台)などの特価販売や、豪華商品(液晶テレビ・自転車など)が当たる抽選会も行われ、多数の来店者でにぎわいました。営業時間は午前7時30分(10月〜翌年3月は同8時)から午後6時まで。問合せは同センター、096(223)1082。

 
地元のJA役員らがテープカットし開店を祝った
 
オープンセールでにぎわう店内
 

 

トピック4

豊かな田園を満喫

 熊本市秋津地区の自然や伝統文化のすばらしさを知ってもらおうと、第3回秋津ふれあいれんげ祭りが4月24日、JA秋津カントリー一帯で開かれました。秋津営農組合や秋津飯野土地改良区、秋津地域資源保全隊、JA熊本市湖東支店関係者らでつくる実行委員会の主催。
 メーン会場では、スイカやトマト、アスパラガスなどの特産野菜や、秋津産大豆を使った豆腐や納豆など地元の農産物を即売。お楽しみ抽選会も行われ、多くの地域住民らでにぎわいました。
 地域ぐるみで行う祭りは、園児による太鼓や秋津公民館講座のオカリナ演奏のほか、秋津小と東野・桜木両中学校吹奏楽部が演奏を披露。れんげ広場では秋津ふるさと会の指導で、子どもたちがレンゲの花で首飾りや冠を作って昔あそびを楽しみました。
 実行委会長の中川有朋さんは「全国有数の豊かな田園を将来にわたって保全し、次代の子どもたちへと受け継いでいきたい」と話しました。

 
れんげ畑で昔あそびを楽しむ子どもたち
 
地元の特産品を即売したJA女性部秋津支部の皆さん
 

 

トピック5

地域農業の維持発展のため

 熊本市認定農業者協議会は5月31日、市内で平成22年度総代会を開き、管内7地区協議会の役員や農業委員、行政、JA関係者ら約110人が出席しました。
 大津隆満会長が「米の戸別所得補償など国の施策に沿いながら、我々認定農業者が担い手としての役割を発揮し地域農業を担っていこう」とあいさつ。議事では21年度事業報告や22年度計画など3議案を審議。役員改選では会長に大津隆満さん(62)を再任し、全議案承認しました。
 地域農業の維持・発展のため、今年度は担い手育成セミナーの開催や関係機関意見交換会など本会活動のほか、地域の実情に応じた地区活動や、女性の農業経営参画の推進など積極的に取り組んでいきます。
 主な新役員は次の通り。
 副会長=中村公夫(天明地区)、同=村上浮子(女性の会)

 
地域農業の振興に向けた取り組みなどを協議