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web版「Window」

JA熊本市の最新情報をお届けしている広報誌「Window」。
ぜひ皆様のご意見をコチラからお寄せください。
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応募は
(1)クイズの回答
(2)ホームページ、広報誌の感想
(3)身近な疑問
(4)JAへの要望
をお書き添えの上、発行翌月15日までお送りください。
抽選で5名の方に粗品を進呈いたします。
尚、お預かりしました個人情報は目的以外の用途には使用いたしません。

 
 

No.112 2011年3月号

 
ニュース&トピックス・各種催し物
情報活用塾
女性部・青壮年部情報
NO!TPP(環太平洋経済連携協定)
あぐりキッズスクール・手作りみそで交流
今月の運勢/クイズ
   

 

トピック1

熊本市の原口さん秀賞 県農業コンクール大会

 県内の優れた農業経営者らを顕彰する第51回県農業コンクール大会が2月3日、同市の熊本テルサで開かれました。県や農業団体などの主催で、今回は「経営体」「新人王」「食と農」の3部門に34個人・団体が参加。
 新人王部門では、トルコギキョウを生産する原口和大さん(38)由美さん(37)夫妻が最高賞の秀賞(農林水産大臣賞も受賞)に選ばれました。原口さんは就農して5年目に野菜から花きに完全転換し、優れた栽培技術で安定出荷を実現。地域の小学校でフラワーアレンジメントを教えたり、老人ホームへの花束贈呈など社会貢献も活発に行っています。
 式典には300人が出席。大会総裁の蒲島郁夫県知事らが「安全な農産物を求める消費者に応え、地域のリーダーとして熊本農業のブランド力を高めてほしい」などと祝辞を述べました。
 JA管内のそのほかの受賞者は次のとおり
 ▽経営体部門(優良賞)=今井厚雄さん・美千代さん(スイカ・ニガウリ)
 ▽食と農部門(優良賞)=フレッシュ河内グループ・村上浮子会長(消費者向けミカンの花摘み体験や地元小学校との交流)
 ▽地域貢献賞=藤本照義さん【功績概要:JA熊本市園芸部会の役員を歴任。果樹や野菜の統一ブランド「夢未来くまもと」の確立に尽力】

 
平成22年度県農業コンクール大会表彰式
 
表彰された皆さん(前列右から2人目は上妻副組合長)
原口さん夫婦は秀賞及び農水大臣賞を受賞
 
食と農部門優良賞の村上さん(左)と上村さん(右)

 

トピック2

活気の中で初生牛初市

 平成23年の初生牛初せりが1月12日、上益城郡益城町のJA熊本市家畜市場で開かれました。
 初せりにはホルスタインや交雑種、黒毛和種など73頭が上場され、せり人の威勢の良い掛け声が場内に響き渡りました。詰め掛けた購買者らは、繋留された家畜の成育状態や毛づやなどを入念に見定め、せりが始まると次々に競り落としていました。
 競り前には、JAの上妻一喜副組合長が「口蹄疫が韓国で猛威を振るう中、感染阻止のため最大限留意していく。協同組合の原点である組合員主体の事業運営を確立し、意見要望に応え得る組織を目指していきたい」とあいさつ。今年1年の家畜の無病息災と市場運営の無事を祈願し、熊本県酪連の竹本智公生産本部長の乾杯で関係者らは初市を祝いました。

 
次々に競り落とされる初生牛
 
 

 

トピック3

活気に満ちた品評会

 JA熊本市城山支店の第27回農産物品評会が12月11日、地域のスーパー・パディーマーケットで開かれ、丹精して育てた農産物を農家自らが即売し地域住民らとふれあいました。
 会場には小ネギやホウレンソウなど管内で栽培が盛んな約40種類の野菜をはじめ、米や漬物など379点がずらり。県・市やJAの指導員による審査の結果、熊本市賞には宮川進さんのキャベツが選ばれました。
 恒例の即売会では生産者が消費者に直接応対。食味や保存法など顧客の質問に答えながら販売し、取れたての農産物は飛ぶように売れていました。初めて訪れた近くの主婦は「どの農産物も安くて新鮮。作った人と話ができ安心感がある」と話していました。
 会場では地元消防団によるもちつきも行われ、地域が活気に満ちていました。
 そのほかの主な受賞者は次のとおり。
 ▽JA組合長賞=礒野強奇さん(ホウレンソウ)、三原節男さん(キュウリ)、森田幸さん(柿の味噌漬け)

 
地域住民らでにぎわう即売会
 
もちつきには地元の子どもたちも参加
受賞した宮川さん(中央)、礒野さん(右)、三原さん(左)
 

 

トピック4

大空で夢未来みかんをPR

 熊本市の河内農村運動広場で2月5日、「健康づくり凧あげ大会」が行われ、河内地区の子どもたちや地域住民らが手作りの凧を揚げて楽しみました。凧揚げにはJA熊本市河内支店職員らも参加し、凧の足に「夢未来みかん」の文字をあしらってPRしました。
 親子の交流と健康づくりを地域で考えてもらおうと河内校区健康づくり・子育て支援ネットの主催。今回が2回目。
 子どもたちは「将来の夢」や熊本ゆかりの武将「加藤清正の虎退治」などをテーマに凧を制作。最も大きい凧はたたみ約10畳分の大きさがあり、えとの兎にちなんだ物など大凧6基のほか、小凧をつなぎ合わせた連凧2基が海風に乗り大空を舞いました。清正を描いた河内中2年の生徒たちは「表情や色使いに苦心した自信作が空高く揚がり嬉しい」と喜んでいました。

 
大空に舞う熊本ゆかりの武将・加藤清正が描かれた大凧
 
 

 

トピック5

くらしと農業の未来を照らそう

 JA熊本市女性部は2月9日、第19回女性大会・家の光大会を市内で開き、「仲間とともに くらしと農業の未来を照らそう」などの大会スローガンを採択しました。女性部員はじめ行政やJA関係者ら約1200人が参加。女性部長が学校給食への手作りみその供給や食農教育、市産農産物の消費拡大に向けた「地産地消フェア」など活動報告と、継続への協力を呼び掛けました。
 組織活動及び家の光記事活用でそれぞれ、御幸支部の田嶌妙子さんが「発信しよう 広げよう 女性部活動の協力の輪を」、供合支部の瀬上カチ子さんが「生命の原点 豊かな食生活の伝承を目指して」と題し体験発表しました。フレッシュミズの主張全国コンクールで優秀賞に選ばれた橋本千晶さん(FD21あじさい会)の発表や、ちゃぐりん読書感想文全国コンクール優良賞の大塚ひなのさん(熊大附属小4年)による朗読もありました。
 講演では同市出身で県新幹線元年委員会の石原靖也委員長が「一つ一つの星(市民)が集まれば大きな明かり(力)に成る」と強調。「この市民力を高めて人々の心に響く熊本を皆で作ろう」と呼び掛けました。
 会場には各支部から出品された家の光記事を活用した手芸品や農産物なども展示されました。
 表彰された支部は次のとおり。
 ◇事業優良部門 ▽金融=御幸支部、▽共済=池上支部、▽購買=河内支部、▽組織=秋津支部
 ◇家の光普及優良支部 上熊本支部、小山戸島支部

 
大会にはJA女性部員ら約1200人が集結
 
会場入口には手芸品や農産物などを展示