6月初旬、梅雨に入り、運良く雨間の柔らかい日差しの中で撮影した梅畑。雫がついた梅がとても綺麗に撮れました。今回の表紙を飾っていただいたのは、内田洋一さん(JA熊本市梅部会部会長)。みかんを主に栽培されていますが、梅に対する熱い思いを沢山聞いてきました。
収穫はちょうど梅雨の時期。カッパを着ての作業なので、暑くて大変ですね。
熊本市の梅は種が小さく、果肉が多いので梅干しにちょうどいいと評判です。
料亭から直接注文が入ることもありますよ。
梅は季節を感じる食材だから、日本料理に欠かせないですね。
料理人の腕の見せどころです。
最近は青梅だけでなく、熟した梅も様々な料理に使われるようになりました。
特に、パティシエの人が喜んで使ってくれています。
熟した梅は、香り豊かで色も綺麗。
果肉も柔らかく、ペーストやジャムなどに使われています。
梅ジャムは絶品で、気に入っています。是非食べてみてください。
梅酒はあまり甘くないのが好きなので、自分で手作りします。
砂糖は300㌘ほどしか入れず、名づけて「男の梅酒」を楽しんでいます。
ホワイトリカーではなく、焼酎で作るのも美味しいですよ。
若い梅と熟した梅で風味が違うので、飲み比べてそれぞれの味が楽しめます。
あと、梅醤油も作っています。
薄口醤油に梅を2回ほど漬けるだけ。
梅の風味豊かな醤油ができます。
梅酒も梅醤油も、たっぷりの梅で作るので、梅農家ならではの贅沢ですね。
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