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web版「Window」

JA熊本市の最新情報をお届けしている広報誌「Window」。
ぜひ皆様のご意見をコチラからお寄せください。
また、毎号掲載しているバラエティクイズのご応募もコチラから。
応募は
(1)クイズの回答
(2)ホームページ、広報誌の感想
(3)身近な疑問
(4)JAへの要望
をお書き添えの上、発行翌月15日までお送りください。
抽選で5名の方に粗品を進呈いたします。
尚、お預かりしました個人情報は目的以外の用途には使用いたしません。

 
 

No.140 2015年11月号

 
今月の表紙
特集 知ってますか?GIマーク
農産物情報
担い手積立年金のご案内
ニュース&トピックス
女性部・青壮年部情報
情報活用塾
支店長ペンリレー・実写版間違い探し
ごはん・お米とわたし
牛乳でおいしく減塩 乳和食
夢未来農業祭2015ご案内
あぐりキッズスクール情報・クイズ
   

 

今月の表紙

お米は日本人の主食。消費拡大を目指し挑戦しています。

 今月の表紙は、熊本市南区海路口町でコメを生産する木下三智也さんご家族に飾って頂きました。

 撮影は、収穫を目前に控えた稲穂の前で行いました。稲刈りの時期は、穂と止葉の色で判断するそう。「穂は8割ほど黄色くなったら、止葉は茶褐色になったときが収穫のタイミング」と話します。
 高校生のときには、実家の田んぼ(2反3畝)で米を栽培していたという三智也さん。結婚とともに本格的に就農し、今年で33年目です。

 3年前に、農業生産法人を立て、家族で環境型農業に取り組んでいます。その際、お米アドバイザーの資格を長男の太志さんとともに取得しました。「米を扱う立場だから、米について詳しくないと」。土づくり、水質管理を通じて化学肥料や農薬の使用を軽減し、環境負荷の軽減に配慮した農業に取り組んでいます。

 米の魅力について「日本人の主食。食文化の歴史があり、生活を支える大切なもの」と話す三智也さん。米粉生産や餅の加工など、米の6次化にも関心が高く、米の消費拡大への挑戦をしています。昨年からは、酒米の「華錦」の栽培に取り組んでいます。
 「これからも品質の良い米を生産し、コメの消費拡大の道を探していきたい」と意欲を燃やします。

 
 
 

 

簡単レシピ

〜米粉を使った簡単レシピ〜 『米粉のクリームコロッケ』

 米粉を使用すると、ダマのない、なめらかなクリームコロッケが簡単に作れます。種はべたつきやすいので、冷蔵庫でしっかりと冷やし、多めの米粉の中で形を整えてください。衣をつけたらすぐに揚げましょう。
【材料】(4人分)
米粉   大さじ5
玉ねぎ  1/2個
コーン  1缶(80g)
牛乳   250ml
コンソメ顆粒 小さじ2
バター  20g
塩    少々
こしょう 少々
(衣)米粉、溶き卵、パン粉、揚げ油 適量
※蟹缶やツナ缶でもお試しください♪

【作り方】
①玉ねぎはみじん切りにする。
②鍋に牛乳、米粉、コンソメ顆粒を入れ中火にかけ、とろみがつくまでよく混ぜながら煮る。
③フライパンを熱し、バターを入れ、みじん切りにした玉ねぎを透き通るまで炒め、コーン缶を加え、塩、こしょうを加える。
④②と③を混ぜ、バットに広げてラップをし、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。
⑤8等分にして俵型に成型し、米粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけ180度の油で揚げる。

 
 
 

 

ニュース

城山地区「春キャベツ」国指定産地30周年を迎える

 JA熊本市キャベツ部会は国指定産地取得30周年を迎え、9月7日、マリーグレイスで式典・祝賀会を開催しました。生産者や県・市の関係機関、取引市場、JA関係者ら63人が出席。功労者として歴代部会長4人(森田幸さん、村上保幸さん、鳥本孝さん、礒野強奇さん)を表彰、大田黒浩一さんによる記念講演もあり、盛大に祝いました。
 城山地区を中心とするJA熊本市キャベツ部会は、現在部会員61人(38㌶)で、年間生産量は約1300㌧。春キャベツは主に「春ごろも」「彩々丸」を生産しています。
 ネギやホウレンソウなどの露地野菜の栽培が盛んだった城山地区では、ハウス栽培へ形態変化する中、空いた土地を活用しようと昭和30年頃から春キャベツの栽培が始まりました。肥沃な土壌や生産者の努力もあり作付面積が順調に拡大、共販組合が発足し、昭和60年に国指定産地を取得しました。
 平成18年には暖々丸・彩々丸の出荷が始まり、出荷期間が4〜5月から12〜翌5月に伸びました。平成17年にはエコファーマーを取得。平成25年に熊本グリーン農業を導入し、出荷ダンボールにくまモンのマークが入るようになりました。
 吉岡浩治部会長は「国指定産地であるためには、一定の条件をクリアすることが必要。今後も消費者から求められる野菜づくりに邁進し、JA熊本市のキャベツは日本一といわれるよう部会員一丸となり、40年50年と歴史を重ね発展させていきたい」と話しました。

 
部会の発展に力を注いできた歴代部会長