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■エースピーマン出荷開始

 パプリカのように大玉で肉厚なのが特徴のピーマン「エースピーマン」の出荷が12月6日、JA熊本市管内で始まり、関東の市場を中心に350ケース(1ケース4キロ)を出荷しました。平成22年産は10月上旬の定植以降、安定した気候と生産者の丁寧な栽培管理により順調に生育しています。
 エースピーマンは、JA熊本市東部ピーマン部会のエコファーマー14人が4.2ヘクタールで栽培。同市東部で生産され、全国的にも産地化しているところが少ない品種です。部会では連作に対応するための土作りや、土壌分析に基づく施肥設計のほか、粘着シートの利用などにより農薬を低減。栽培講習会や現地検討会などを通じ、安全で良質なピーマンの生産に努めています。
 部会長の今村穣一さん(47)は「歯応えのある食感はサラダなど生で食べてもおいしく、いろんな料理に使ってほしい」と話します。JAでは今年産出荷量を320トンと計画。翌年7月上旬まで主に関東や関西、中国地方に出荷します。

鮮やかな緑色に色づいたピーマンを収穫する生産者