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　県産のデコポンと熊本市の天然地下水で作るサイダー「熊本地サイダーデコポン」が完成し、ＪＡ熊本市は３月１０日から販売を始めました。完熟梅「南高」を使った地サイダーに続く第２弾で、付加価値の高い加工品の販売で収益アップにつなげる狙いです。
　発売日にはＪＡの上妻一喜副組合長らが熊本市役所を訪れ、幸山政史市長に商品の完成を報告し試飲してもらいました。幸山市長は「さわやかさとすっきりした喉越しでおいしい。熊本の魅力がぎっしり詰まった商品を一人でも多くの人に飲んでいただきたい」と好評でした。ラベルには市のイメージキャラクター「ひごまる」と「わくわく都市くまもと」キャンペーンのロゴをあしらいました。
　芳醇でさわやかな飲み口のサイダーは果汁３％、粒状の果肉が特徴です。価格は２４５ミリリットル入り２００円。九州新幹線熊本駅売店や県内の観光施設など約６０店舗で販売します。問合せは同ＪＡ営農部、電話０９６（３７２）６８７７。