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■朝市の新鮮野菜いかが

 農家が丹精して作った野菜や加工品などを自分たちで販売しようと、JA熊本市池上支店で4月2日、「西菜(さいさい)市」がオープンしました。初日は先着100人に地元沖新町の漁場で獲れる海苔や貝汁が振る舞われ、大勢の地域住民らでにぎわいました。
 会場にはキャベツや玉ネギ、ネーブルなど約60種類の取れたて野菜や柑橘類をはじめ、漬物や団子、花苗なども数多く並びました。切り花を購入した同市海路口町の美容師、中村育代さん(52)は「作った人から直接買えて安心感があり、野菜も安くて新鮮だからありがたい」と話していました。
 開店式にはJAや女性部の役員ら約90人が出席。地域の活性化と農業振興につなげたいと関係者は期待しています。西菜市はJA熊本市女性部の西部地区4支部(小島・池上・城山・中島)が運営。毎週土・日曜日に開催し、営業時間は午前8時から商品の完売まで。同女性部西部地区の牛嶋和代代表は「顔が見える農産物の販売で、生産者と消費者の交流の場として定着させたい」と張り切っています。問合せはJA西部支店、電話096(329)2626。

新鮮野菜や切り花などを買い求める地域住民ら