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■冬至に伝統カボチャ食べて

 冬至に熊本伝統のカボチャ「春日ぼうぶら」を食べてもらおうと、JA熊本市の役職員5人が12月21日、同市の児童養護施設「慈愛園」を訪問。子どもたちに「春日ぼうぶら」など3種類の「ひご野菜」と、ジャガイモなどの根菜類計約300㌔㌘を贈りました。
 古くから栽培される郷土の野菜を広く知ってもらおうと同JA農業支援センターが企画。野菜は同センター運営委員長の藪田征治さんと、市の新規就農支援事業の受講者が栽培しました。
 「縁起の良いカボチャを食べて元気に過ごしてください」と藪田委員長が野菜を贈呈。同園子供ホーム園長の西浦健輔さんは「冬至のカボチャ料理や正月の雑煮などを皆でおいしくいただきます」と話しました。
 JAでは熊本の食文化にかかわる「ひご野菜」を都市部農家の振興作物に位置づけており、新たな生産基盤として遊休農地の解消も図る意向です。

子どもたちに「春日ぼうぶら」を手渡す藪田委員長(左)