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■イチゴ二番果出荷

 熊本市河内町白浜地区のビニールハウスで、イチゴの2番果の出荷が始まり、生産者らは収穫と摘果作業などに追われています。糖度は14ほどで濃厚な甘みに仕上がっており、出荷は関西方面を中心に5月下旬まで続きます。
 JA熊本市白浜苺部会は17戸がエコファーマーを取得し、安全で高品質の「夢未来いちご」を生産。作業の効率化と有利販売を図るため一昨年から2品種に集約し、「紅ほっぺ」と「さがほのか」を6.4ヘクタールで栽培しています。
 部会長の村上成人さんは「毎月1回は目慣らし会を開いて品質の均一化を徹底している」と話します。消費拡大を図ろうと、今年から県のPRキャラクター「くまモン」のイラストを商品パッケージにあしらいました。
 1月下旬に入り、8〜9粒入りの平詰めパック(1パック250グラム)など大玉を中心に1日に約3000パックを出荷。2月中旬から3月初旬にピークを迎え、今年産全体で263トンの出荷を見込んでいます。

樹勢の調整や摘果作業などを行う村上部会長