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あぐりスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと本年度も「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、来年2月まで田植えや稲刈り、トマトジュース作りなど年8回の開催を予定しています。

第7回 昔ながらのもちつき体験

うすの中の餅を目がけ、きねを振り下ろすスクール生
白餅作りにも挑戦
 JA熊本市は12月19日、あぐりキッズスクールを本店で開き、児童47人がもちつきを体験しました。
 “うす”と“きね”を用いた昔懐かしいもちつきには、参加したスクール生全員が挑戦。スクール生らはJA女性部員や職員らの手助けを受けながら湯気が立ち上るもちを目がけ、交代できねを振り下ろしました。女性部員らからもちの丸め方を教わりながら白餅作りにも取り組みました。
 「きねが重くてうすに入ったもちにあてるのが難しい」、「楽しくて熱中していたら寒いのを忘れていた」などと話すスクール生らの笑顔は餅取り粉で真っ白になっていました。
 市立日吉小2年の長女が昨年から連続参加しているという保護者の宮田真理子さん(38)は「農作業の苦労を経て食べ物ができることを知ってもらいたいと思ったのがきっかけ。他人を思いやる心や感謝の気持ちが養われたように感じます」と話していました。