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あぐりスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと本年度も「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、来年2月まで田植えや稲刈り、トマトジュース作りなど年8回の開催を予定しています。

第8回 思い出を胸に スクール生卒業

保護者と一緒にフラワーアレンジを楽しむスクール生ら
代表で謝辞を述べるスクール生
 JA熊本市は2月20日、第5期あぐりキッズスクールの卒業式を本店で開きました。
 スクール校長の村上一也JA組合長が「体験して得たものを大切にし、これからも身近な熊本の農業や農産物に関心を持ってください」とあいさつ。卒業を記念し57人全員にアルバムが贈られ、各班の代表6人に村上校長が手渡しました。
 今期スクールの最終回となったこの日、スクール生らは色とりどりのトルコギキョウとカスミソウでフラワーアレンジに挑戦。JA女性部員や担任のJA職員らに教わりながら、茎の長さや飾った際の見栄えなどを考えて1本ずつオアシス(スポンジ台)に挿して仕上げていきました。また、スクール生らは牛乳と生クリームを使ってバター作りも行い、県産米粉で作った米粉パンにつけて味わいました。
 スクール生を代表し市立日吉小5年の高村明里さんと同日吉東小4年の柴田万里亜さんが「お米や野菜作りなどを体験し、農業や食べ物の大切さを学んだ。これからは食べ物を残さず、自然の恵みに感謝していただきたい」と謝辞を述べました。
 JAでは平成22年度も同スクールの開校を予定しています。