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あぐりスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと本年度も「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、来年2月まで田植えや稲刈り、トマトジュース作りなど年8回の開催を予定しています。

第4回 農業は楽しい

「上手にできたよ」とスクール生ら
野菜の種をまくスクール生
味噌造りも体験しました
みそ造りの指導と料理を作ってもらった女性部の方々
 JA熊本市は9月18日、同市会富町であぐりキッズスクールを開き、児童41人がみそ造りや、野菜の植え付けと種まきを体験しました。

 あぐりキッズ農園《約8アール》で、スクール生らはブロッコリーとスティックセニョールの苗の植え付けに挑戦。事前にマルチシートをかぶせておいた畝に、JA青壮年部や職員の手ほどきを受けながら約20センチの苗を1本ずつ丁寧に植えました。また、畑にはダイコンやミニニンジン、チンゲン菜など5種類の野菜の種もまきました。市立田迎小3年の矢渡明花さんは「農業はおもしろい。大きく育つといいな」とにっこり。11月と12月に収穫し、組合員や地域住民らが訪れるJA農業祭にも出品する計画です。

 スクール生らは同市秋津産の大豆を使って麦みそ造りも体験。JA女性部の指導により、炊いた大豆と麦に大豆の煮汁、こうじ菌、塩を入れまぜ合わせました。みそは空気を抜き密閉して保存し、約3カ月寝かせて完成させます。

 昼食は、県産素材の冷凍米飯で作ったおにぎりと冬瓜のスープを味わいました。