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あぐりスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと本年度も「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、来年2月まで田植えや稲刈り、トマトジュース作りなど年8回の開催を予定しています。

第4回 麦みそ造りに挑戦

「あったかい」と麦こうじと大豆を混ぜ合わせるスクール生ら
元気に質問に答えるスクール生
 JA熊本市あぐりキッズスクールの児童54人が9月17日、JA飽田支店で麦みそ造りに挑戦。みそ造り(3日間)の3日目の作業を体験しました。
 スクール生らはJA女性部の指導を受けながら作業。醗酵させた麦こうじに塩を入れて素手でほぐし、蒸した大豆とあめ(大豆の煮汁)を混ぜ合わせる作業に取り組みました。向山小5年の有田葉那さんと河添綾乃さんは「手がつるつるして気持ちいい。みそは食べるのが楽しみ」と笑顔で話しました。15日に女性部員らが沖新町の加工所で麦30㌔を蒸してこうじ菌をもみこんでおき、16日に大豆15㌔を洗って水に浸しておきました。機械でミンチ状にして密封保存し約2カ月後に完成するみそは、子どもたち全員に贈り味わってもらいます。
 食育教材「ちゃぐりん」を使った学習では、担任職員が夏野菜の種類などクイズを出題。元気に手を挙げて答える子どもたちに、「夏バテしないようしっかり食べてね」と呼び掛けました。
 昼食は女性部手作りのみそ汁と、県産素材の冷凍米飯で作ったおにぎりを会食しました。