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あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと本年度も「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、来年2月まで田植えや稲刈り、トマトジュース作りなど年8回の開催を予定しています。

第8回 楽しい思い出を胸に 第4期生卒業式

横田校長からアルバムを受け取るスクール生

バター作りに取り組むスクール生ら

JA熊本市は2月21日、本店で「あぐりキッズスクール」第4期生の卒業式を開きました。

スクール校長の横田健JA組合長が「日本は古来より“瑞穂の国”といわれ農業が基本となってきた。熊本市の緑豊かな田園と私たちの生命や生活を支える農業生産を未来につないでいきましょう」とあいさつ。

卒業を記念して72人全員にアルバムが贈られ、各班の代表者6人に横田校長が手渡ししました。

当日はJA女性部員や担当の職員らと一緒に、1年間の思い出などを語り合いながらバター作りに挑戦。

スクール生らは1年を振り返り、「何があるのか楽しみで、毎回うきうきして参加していた」、「感謝して残さず食べるようになった」などと感想を話しました。

娘2人が今回初入校したという保護者の堀美穂さん(35)は、「農業体験などを通し、野菜嫌いだったこどもとともに親子で食べ物への関心が高まった。娘たちは次回も参加したいと言っている」と話していました。

JAでは、平成21年度も同スクールの開校を予定しています。

第7回 杵(きね)を使ってもちつき体験

もちつきを楽しむスクール生

女性部員らに教わり白もちを作るスクール生

JA熊本市は12月20日、本店であぐりキッズスクールを開き、スクール生約60人がもちつきを体験しました。

“うす”と“きね”を使った昔ながらのもちつきを、JA女性部と職員らの手助けを借りながら、参加したスクール生全員が挑戦。

女性部員らから、もちの丸め方を教わり、白もち作りにも取り組みました。

スクール生からは、「思ったより杵(きね)が重かった」、「一人でがんばろうと思ったけど無理だった」などの感想が聞かれ、保護者の一人は、「楽しく参加させていただき、親子で良い思い出ができます」と話されていました。

第6回 土の感触を味わって、楽しく食育

自分で獲った「大物」を見せて喜ぶスクール生

「思ったより」苦戦した落花生の収穫

イモ団子作りに挑戦

JA熊本市は11月15日、農作業など体験を通して食や農業の大切さを学んでもらうあぐりキッズスクールを開きました。スクールの児童57人が参加し、イモ掘りと落花生の収穫を体験しました。

同市弓削町の藤本照義さんの畑(10㌃)で、6月に苗を定植したサツマイモは大きく成長。

6班編成のスクール生らは、2班単位で交互に入れ替わるかたちでサツマイモと落花生の畑に入り、泥んこになりながら「わぁ大きい」「たくさん出てくる」などと歓声を上げて大はしゃぎ。「イモが折れないように」と周りの土を慎重に掘り、取り上げた「大物」を自慢して見せていました。

種から出た芽がたくさんの茎に成長した落花生は、株の周りを掘りあげると、はっきりと網目の入ったさやが姿を現しました。

日吉東小3年の園田百加さんは、「落花生が土の中でさやをつけることは野菜の本で知っていた。実際に収穫できてうれしい」と笑顔。

同JA東部支店味噌加工場では、JA供合女性部員らの指導により、「いも団子」作りに挑戦。

昼食は、自分たちで作った「いも団子」や、同女性部員らの手作り味噌で地元とれたてのサトイモ、ダイコン、ゴボウなどが入った「からいもまんじゅうだご汁」と同JAブランド米「夢未来」で作ったゆかりごはんを味わいました。