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あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと本年度も「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、来年2月まで田植えや稲刈り、トマトジュース作りなど年8回の開催を予定しています。

第5回 稲刈りで食と農の大切さを学ぶ

保護者が見守る中、「われ先に」と刈り取りを進めるスクール生

新鮮で旬の野菜入りビーフカレーは最高!

JA熊本市は10月18日、体験を通して農業や食の大切さを学んでもらうあぐりキッズスクールを会富町で開き、スクール生ら42人が稲刈りを体験しました。

スクール生らはJA営農指導員から稲の刈り方や鎌(かま)使用の注意点などの話を聞いた後、同JA青壮年部で、同町でナスなど施設園芸を営む河野大介さん(36)の水田(10㌃)で河野さんやJA職員らの指導の下、かまを使って1株ずつ丁寧に刈り取りました。

熱心に取り組んでいた熊本市立出水小4年の西垣里奈さんは「最初は鎌が怖かったけど慣れてきたら楽しくなった」と笑顔で話しました。

昼食は、本店営農部の女性職員ら手作りのナスや玉ネギ、ジャガイモなどJA夢未来直売所に並ぶ朝採り野菜を使ったカレーを味わいました。

参加したスクール生全員に、新米(1kg)のプレゼントもありました。

第4回 思い思いにフラワーアレンジ

フラワーアレンジを楽しむスクール生

各班の代表が野菜の品目や重さ当てに挑戦

女性部の方々に教わり巻寿司作り

JA熊本市は9月20日、あぐりキッズスクールの児童44人が参加し、フラワーアレンジや巻寿司作りなどの食育活動を本店で開きました。

2学期を迎えスクール校長の横田健JA組合長が「秋のお彼岸の時期、ご先祖や父母、食物への感謝の気持ちを忘れないでほしい」とあいさつ。

スクール生らはJAの女性職員らに教わりながら、用意された色とりどりのトルコギキョウの花を、花の向きや飾った際の見栄えなどを考えて1本ずつ丁寧にオアシス(スポンジ台)へアレンジしました。

市立託麻原小4年の上村優貴乃さんは、「以前からやってみたかった。部屋に飾るのが楽しみ」と笑顔。

苦手な野菜も身近に感じてもらおうと、JA直売所に並ぶ取れたてのナスやサツマイモなどの重さ当てクイズでは、正解に最も近いスクール生にプレゼントされました。

JA女性部員らの指導の下、父母らも参加し、巻寿司作りにも取り組みました。

昼食は自分たちで作った巻寿司を、アレンジした花を眺めながら口いっぱい開けておいしそうにほお張りました。

保護者の北島容子さんは、「家では母任せの料理にも関心をもってもらい、家庭でのお手伝いにつながると嬉しい」と話していました。

第3回 選果場見学とみそ造り

選果場のはたらきを聞くスクール生たち

だんご作りを楽しむスクール生

だんご作りを楽しむスクール生

JA熊本市は7月19日、あぐりキッズスクールの児童62人が参加し、同市会富町でJAの選果場見学とみそ造りの食育学習を行いました。

選果場では営農指導員から、生産者が持ち込む農産物の集荷から選果、出荷作業に至る一連の流れについて説明を受けながら約30分間、場内を見学して回りました。

市立託麻原小4年の上村優貴乃さんは「光センサーで甘みがわかると聞いてすごいと思った」と驚いていました。

近くの水田で、田植えから稲刈りまで120日間の農家の苦労など指導員の話を聞いたスクール生たちは、市飽田総合支所に移動し、みそ造りに挑戦。

三角頭巾とエプロン姿になったスクール生たちは、JA女性部員らの指導の下、炊いた大豆に塩を入れ、こうじ菌入りの寝かせておいた麦を混ぜ合わせてだんご作りに取り組みました。3カ月間寝かせるとおいしいみそが出来上がります。

昼食は、JA女性部員ら手作りの市内川尻産特別栽培米「あきまさり」100%の米「夢未来」と地場産野菜を使ったカレーライスを味わいました。