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あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

水稲箱処理剤「ゼクサロン剤」の普及拡大・トビイロウンカの被害最小限に抑える

 JA熊本市では、水稲の害虫であるトビイロウンカの被害を防ぐため水稲育苗箱専用殺虫剤「ゼクサロン剤」の普及拡大に努めました。
 熊本県では病害虫発生予報を発表し、水稲のトビイロウンカに対する注意を呼び掛けています。今年度はウンカの飛来をもたらす梅雨が長引いたことが原因により、去年の8倍、例年でいくと18倍にもなり過去最大となっています。
 トビイロウンカは稲の茎から水分や養分を吸い、稲を枯死させる。梅雨の時期に偏西風に乗って中国南部や東南アジアから飛来。寿命は1カ月程度だが雌は1回に300〜400個の卵を産み、秋口まで複数回にわたって繁殖を繰り返します。
 JAは、県央広域本部の農業普及・振興課と連携して、トビイロウンカの被害を防ぐため、田植え前に「ゼクサロン剤」の普及を進めていました。全体の9割が農薬を使用していたため、被害が最小限に収まっています。
 「ゼクサロン剤」は、抵抗性ウンカ類にも卓効を示すと同時に、水稲への安全性が高く、かつ残効も長い、去年出たばかりの新しいウンカ剤です。農業普及・振興課の普及員は「毎年ウンカがどう出てくるのか分からないので、早い段階から防除をして被害を少なくしていきたいです」と話しました。
 JAは今後も県・市・経済連を通して、水稲被害を防ぐために薬剤の普及に努めていきます。