あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

トピックス - トピックス

高品質みかんを生産・JA熊本市柑橘部会総会

JA熊本市柑橘部会は12日、熊本市のJA夢未来柑橘選果場で、第21回通常総会を開きました。2019年度は生産量2万2887トン(前年比97%)、売上高42億8309万円(同89%)。19年度は消費地から要望されるこだわり商品(肥のさきがけ・夢の恵)の出荷量拡大のためマルチ被覆等の高品質生産対策を実施。有利販売に向けた事業の取り組みを報告しました。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、総会は、地区ごとに時間を分けて実施。部会員とJA関係者ら約300人が出席しました。総会では、20年度事業計画・収支予算、役員改選など10議案について協議し、全て承認しました。主な重点対策として、安定出荷や基本管理の徹底、高品質みかん作り、年末商材確保のための「尾崎」の生産量早期増大を決めました。

上村英哉部会長は「19年産は、市場からの評判が良かったです。今年も生産を頑張り、部会員一丸となって出荷に努めていきたいです」と呼び掛けました。

表彰者は以下の通り。

▽極早生の部=桝永道夫(塩屋支部)、早生の部=上野修一(野出支部)、尾崎の部=上杉法博(尾跡支部)、普通の部=東哲治(尾跡支部)
▽特別表彰=谷口進一(塩屋支部)


ハナショウブ初出荷・JA熊本市出水支店花卉部会

熊本市江津湖水系の豊富な湧水で育つハナショウブが、27日初出荷を迎えました。初出荷には、8ケース(1ケース花100本・葉250枚)が出揃いました。

同日、JA出水支店で2020年産の規格査定会を開きました。部会員2人が、早朝から持ち寄ったハナショウブの長さと重量を計測し、出荷規格や等級を確認。色は薄紫と濃紫で、長さ・重量によって特・秀・優の3段階に階級を分けて出荷します。

20年産は暖冬の影響で2週間程開花が遅れましたが、重量・長さ共に例年通りに生育しています。田畑一之部会長は「コロナ関係で県外へ出荷する分のキャンセル等厳しい状況が続いています。自粛で家にいる時間が多いこの機会に、是非自宅に花を飾って欲しいです」と話しました。
 部会4人で構成する同部会は農家2人が、「オクラレルカ」「シマガマ」「ローソクガマ」「シマフトイ」を無加温ハウス1ヘクタールで栽培しています。6月上旬まで出荷が続き、最大で日量約60ケースとなる見込みです。


大玉スイカ出荷順調・味・シャリ感◎

 JA熊本市北部園芸部会は、大玉スイカの最盛期を前に収穫繁忙期を迎えています。
JA北部選果場では、23日現在、日量1万5000玉を関東・関西中心に連日出荷しています。4月の下旬から5月の連休にかけて最盛期となり、6月下旬まで総出荷量60万玉を見込んでいます。
管内では、生産者約160人が栽培面積108ヘクタールを作付け。部会では、週に1回役員による査定会を開いています。販売状況をみて、出荷や栽培管理の徹底を行い、高品質なスイカを出荷しています。
 同日、熊本市北区坂田好成さん(46)の圃場では、品種「春のだんらん」の収穫が行われていました。2020年産は、小玉傾向だが、寒暖の差が激しかった為、糖度がのっていて、味、シャリ感ともに申し分ないです。坂田さんは「今年のスイカは糖度がのっているため、特に甘くておいしいです。家族で食べてもらいたいです」と話しました。


順調収穫・生食が自慢・大玉傾向で高品質・JA熊本市玉葱部会

JA熊本市玉葱部会は、タマネギの最盛期を目前に、収穫繁忙期を迎えています。熊本市西区の中島集荷場では、日量1000ケース(1ケース/10キロ)の出荷をしています。大型連休にかけて更に出荷数が増える予定です。部会は生産者8戸が約8ヘクタールを作付け。出荷は6月末まで続き、総出荷量600トン、販売高5500万円を目指します。

2020年産は、暖冬により生育が早かったため、出荷時期が例年より14日ほど早まりました。大玉傾向で、水分が多く柔らかいです。甘味も増し、高品質な仕上がりとなっています。
出口博敏部会長の圃場では18日、順調に生育が進んだタマネギが所狭しと並んでいました。1.5ヘクタールの圃場に8品種のタマネギを植えています。同日は、品種「T456」の収穫が行われていました。新タマネギは、多汁質で辛みが少なく、繊維が少量でやわらかいので、生で食べられるのが自慢です。
 部会では農薬を減らし、有機質の肥料を使用しているため、高品質で出来が良いタマネギに仕上がります。出口部会長は「タマネギは和洋中、朝昼晩で使える、今が旬のタマネギをたくさん消費して、いっぱい食べて欲しいです」と話しました。


子ども食堂支援用野菜の収穫・JA熊本市女性部

JA熊本市女性部は4月17日、熊本市が取り組む子ども・子育て支援事業「子ども食堂」に提供する野菜の収穫と贈呈を行いました。

JA女性部は、地域貢献活動の一環として、孤食の子どもたちへ農産物のふれあいを通して食することの楽しさや熊本市産の安全・安心な無農薬野菜を食べてもらうため、「子ども食堂」に参加する団体へ提供する野菜の栽培に取り組んでいます。

「子ども食堂」は、2016年から始まり、両親が共働きだったり、片親だったりで、1人で食事をする子どもたちを地域の大人らが中心となって食事と団らんの場を提供し支援する熊本市の福祉支援事業。現在29団体が活動しています。
 同日は、女性部員とJA職員ら5人が参加し、熊本市北区楡木にある約15アールの圃場からキャベツ、タマネギを収穫しました。収穫したばかりの新鮮な野菜を市内2つの活動団体に贈呈しました。北熊本支店渡邉龍喜理事宅で開設している子ども食堂「なごみ」の渡邉和代さんは「JAの新鮮な野菜提供は本当にありがたいです。今現在もたくさんの子どもたちが利用しており、活動日に120食を配布します。安全・安心な野菜を使っておいしいものを食べてほしいです。今後もJAと協力して取り組んでいきたいです」と話しました。