あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

トピックス - トピックス

夏バテ予防、免疫力向上・レイシ出荷スタート

JA熊本市管内では、4月16日よりハウス栽培のレイシの出荷がスタートしました。品種は「えらぶ」。熊本市南区会富町のJA広域野菜選果施設での初選果には、890ケース(3キロ/1ケース)が出揃いました。5月中旬から6月上旬に出荷最盛期を迎え、6月末まで続きます。5月の大型連休や5月8日の「ゴーヤの日」に合わせて出荷数量が増える見込みです。総出荷量9万ケース、販売金額1億3000万円を目指します。

2020年産は、定植後の曇天の影響で大きさにバラつきがあるが、3月の気温上昇で生育が進み、例年通りの出荷スタートを切りました。真っすぐでボリュームがあり、品質も申し分ないです。
 JA熊本市レイシ部会は生産農家25戸が約6ヘクタールで栽培しています。夏場の需要期を目前に控え、スーパーに張り紙やチラシを作成するなどをして、消費地に熊本市産のレイシをPRする取り組みを行う予定です。緒方敏基部会長は「レイシは、健康志向の夏野菜として夏バテ予防や免疫力を高める効果があります。家庭ご飯が増えている今、たくさん食べてほしいです」と話しました。


大型連休で春メロン出荷最盛期・JA熊本市広域選果施設

熊本市南区会富町のJA熊本市広域選果施設で、春メロンの出荷が最盛期を迎えます。出荷最盛期は4月中旬から5月の大型連休をピークに末まで続きます。4月16日時点で「アンデス」1500ケース、「レイナ」300ケース、「アムス」400ケースを連日出荷しています。4月下旬より「クインシー」、「タカミ」、「肥後グリーン」の出荷も始まり、5月の大型連休でピークを迎えます。

「アンデス」は、小ぶりで果肉は締まっており、味、香り共に良質で甘さが強いのが特徴。「レイナ」は果肉が黄緑色で厚く、可食部が多いです。肉質はきめ細やかで食昧良好。「アムス」は果肉が淡緑色で甘味があり果汁も豊富。
2020年産は曇天の影響でメロンの裂果が多かったが、平均気温が高かったため、糖度がのり、食味良好な仕上がりとなっています。
 春メロンについては、管内で106戸の生産者が作付け。4月から6月の出荷時期にかけて、「クインシー」623トン、「タカミ」330トン、「アンデス」222トン、「肥後グリーン」150トン、「アムス」19トン、「レイナ」18トンの出荷量を見込んでいます。総出荷量1400トン、販売金額7.5億円を目指します。


出荷順調「でこなす」・PC筑陽本格的に導入・JA熊本市茄子部会

JA熊本市茄子(なす)部会が作る、今が旬の夢未来ブランド「でこなす」の出荷が順調です。JA野菜広域選果施設では4月10日現在、17日の「なすび記念日」を前に日量60トンを連日出荷しています。4月下旬から5月の大型連休にかかる最盛期は、日量120トンまで増える見込みです。最盛期は6月中旬まで。出荷数量合計1万2500トン、販売金額45億円以上を目指します。

部会は164戸が約76ヘクタールで栽培を手掛けています。部会員の8割が天敵を導入し、安全・安心なナス栽培を徹底しています。坂本雅彦副部会長は「19年産は、暖冬のため生育は順調で、肉付きも良くボリュームがあります。消費者に安全・安心なナスを届けるため栽培管理を徹底していきたいです」と意気込みをみせました。
試験的に導入していた「PC筑陽」ですが、19年産は全体の約8割を占めました。「PC筑陽」はブランド「でこなす」の品種「筑陽」同様に品質が高く、とげなし種のため作業効率向上、労力削減にもつながっています。来年度には全体の約9割が「PC筑陽」に切り替わる予定です。


子ども食堂に消毒液を配布

JA熊本市は、4月8日に新型コロナウイルス防疫対策として、子ども食堂への消毒液贈呈式を中央区南熊本の本店で開きました。新型コロナウイルスで苦労している子ども食堂に消毒液を配布する為、熊本市の子ども政策課の協力を仰ぎ、消毒液配布希望の有無を確認。子ども食堂29団体中、19団体より希望が有ったため、贈呈式を開催する事となりました。

贈呈式には8団体が参加。1団体に1Lの消毒液を用意し、1人1人手渡しました。接触の多い、ドアノブやテーブル、手すり等の物品に消毒する様呼び掛けました。
楡木地域子ども食堂なごみの渡邉和代さんは「新型ウイルスの影響で臨時休校が更に延期になり、保育園や児童育成クラブ等も休園になるなど、様々な課題を抱える家庭が増える中、消毒液をもらったことにより、子ども食堂の開催や感染予防に努めることが出来ます。1日も早い終息に向けて私たちができることをしっかりと取り組んでいきたいです」と子ども食堂を代表して感謝の言葉を述べました。
 JA熊本市は、今後も女性部を中心に、子ども食堂への野菜提供を行っていく予定です。田中博文副組合長は「夢未来ブランド農産物は安全・安心がモットー。これからもこれを軸に職員や生産者が感染しないよう対策努力を行っていきます」と話しました。


トマト「麗容」出荷最盛期・JA熊本市トマト部会

JA熊本市トマト部会で、春トマト「麗容」の出荷が最盛期を迎えました。現在、日量6000ケース(1ケース4キロ)を関東・関西方面に出荷。2020年産は、曇天続きで、朝夕の冷え込みの影響により、玉肥大と色付きが遅れています。しかし、気温の上昇、天候回復に伴い、着果・果実肥大・果形も整い出荷量が増加する見込みです。生産農家50戸が21ヘクタールで栽培し、6月下旬まで総出荷量3540トン、販売金額10億円を見込んでいます。
熊本市南区の馬原公博部会長のハウスでは、農薬の使用回数を減らすため、微生物農薬などを使い、安心・安全なトマト栽培を徹底。こまめな温度管理や栽培管理を工夫し、品質向上を目標に日々努力しています。今後のハウス内高温と強い日射しにより、トマトが黄化し品質が低下するため、部会全員が遮光対策に取り組んでいます。
馬原部会長は「安心、安全なおいしいトマトを全国へ届け、熊本市のトマトをPRしていきたいです。トマトには栄養がたくさん入っており、免疫力を高める効果もあるので、たくさん食べてほしいです」と話しました。
 「麗容」は肉質が良くコクがあり、酸味と糖度のバランスが良いのが特徴です。部会は消費地での試食宣伝にも力を入れており、定期的に消費者にトマトの魅力をPRしています。