あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

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新入職員農家実習 地域に密着した職員を目指す

 JA熊本市は今年度入組した新入職員を対象に、毎年農家実習に取り組んでいます。今年は職員12人が20〜22日の3日間、6班に分かれて実習。管内で園芸作物や柑橘(かんきつ)を栽培する農家へ出向いて収穫や箱詰め、マルチ張りなどの作業をしました。農業を体験し、JAが果たす役割や重要性の認識を深め、農家や地域に密着した職員を養成することが狙いです。
 本店営業支店の飯干美月さん(18)と北部支店の中村凛さん(18)は天明地区でミニトマトを生産するJA天明支店の永井豊理事の指導を受けながら実習に励みました。
 飯干さんは「普段当たり前のように食べていたミニトマトだったが、農業体験を通して、どのような過程で消費者へと届けられているのかを学ぶことが出来た。生産者の苦労と食べ物のありがたみを改めて感じた。とても良い経験になった」と感想を話した。



JA熊本市管内麦まき始まる

 JA熊本市管内で小麦「ミナミノカオリ」の播種作業が始まっています。播種前の栽培管理では、天候に左右されない排水対策や施肥、防除の徹底によって順調なスタートを切りました。
 11月22日、熊本市東区の秋津地区では来年5月中旬から6月上旬ごろ収穫する「ミナミノカオリ」の播種作業が進んでいました。生産者は播種機を付けたトラクターを操縦し播種、肥料散布、鎮圧を行いました。
 2023年産は農事組合法人秋津営農組合が約120ヘクタールで作付け。好天に恵まれ、栽培計画通りに進んでいます。「ミナミノカオリ」は収穫後、乾燥調製、精選、検査を経て中華麺やパンの原材料に使用されます。
 営農指導員は「天候にも恵まれ、計画通りに進んでいる。天気に影響されるため、雨が降らないうちに作業を進めたい」と話しました。


大豆「フクユタカ」初検査 JA熊本市

 JA熊本市は11月22日、熊本市東区のJA秋津カントリーエレベータで2023年産大豆「フクユタカ」の初検査をしました。秋津営農組合が刈り取った大豆21.6トンを農産物検査員2人が形質や粒度、被害粒の混入状態など確認。全ての大豆が2等級に格付けされた。
 23年産は子実肥大期の雨や高温により、大粒傾向にあります。カメムシの被害も多少ありましたが。台風の影響もなく順調に収穫することが出来ました。
 農産物検査員は「今年のフクユタカは大豆の生育期に雨が多く、その後の乾燥でカワ切れがややあったことから2等に格付けをしたが、収穫量は例年より多いと期待できる」と話しました。



JA熊本市ーSSお客様還元祭でナスとミカンを提供

 JA熊本市は11月16日〜18日の3日間、「JAーSSお客様還元祭」を開きました。顧客満足度の充実と同JA農産物の消費拡大を目的に管内SS5カ所で実施。JA茄子(なす)部会が栽培するナス「PC筑陽」とJA柑橘(かんきつ)部会が栽培する早生ミカンを提供しました。
 同還元祭は期間中に給油や油外商品を購入した利用者に、レシピや販促資材を同封したナスやミカンを配布。各地区のSSでナスとミカンの提供場所を分けて取り組みました。
 JA西熊本SSの担当者は「通常よりも多くのお客さんが訪れ、喜ばれた。JA農産物のPRのためにもキャンペーンを多くの人に知ってもらい、たくさんの人に利用してほしい」と話しました。


カラー出荷スタート JA熊本市御幸カラー部会

 JA熊本市御幸カラー部会では11月16日からカラーの出荷がスタートしています。初出荷日は540本を関東地方中心に出荷。週2回の荷受けで22日は870本が出揃いました。3月から最盛期に入り、最大で日量3500本まで増え、週3回の荷受けとなる見込み。出荷は5月上旬まで続き、総出荷数量10万本を目指します。
 同部会は生産者2人が38アールで作付け。収穫から選別、箱詰めまで生産者が手作業でしています。早朝に運び込んだカラーを品種、長さ、大きさに分けて1束ずつ丁寧に選別、箱詰めし、苞(ほう)が白い「ウェディングマーチ」と熊本県の育成品種「ホワイトトーチ」、苞が緑色の「グリーンカラー」と「レモングリーン」の4品種を出荷します。
 園田重信部会長は「ウェディングマーチが肥料焼けで去年の半分ほどの収量だが、ホワイトトーチが去年の倍の収量が出ている。日照時間が減ったことでマーチも生育が回復し、今後収量が増える見込みだ」と話しました。