あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

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畜産農家の経営発展に向けて JA熊本市畜産品評会開く

 JA熊本市は10月6日、上益城郡益城町のJA畜産センターで、第34回畜産品評会を開きました。畜産農家の生産意欲と連携意欲の向上、所得増大、安全な畜産物の安定供給を図るため、生産者、行政、JA役職員ら約40人が参加。9月9日に開かれた肉牛部門に続き、乳用種牛、肉用種牛、飼料作物を審査し、各部門のグランドチャンピオンを表彰しました。
 開会式では西村茂副組合長が「日頃から愛情もって育てられた牛の出品に感謝している。生産コストの上昇、枝肉や子牛の価格低迷により畜産経営に大きく影響している。JAは今後も理解醸成活動を継続して行い、生産者、関係機関と協力して経営発展に向けて取り組んでいく」とあいさつしました。
 品評会は県や関係機関の担当者が、発育・体積や品位などを厳正に審議。審査講評では県農林水産部生産経営局畜産課の橋口純也審査長が「全体的によく管理されており、発育も優れている牛が多かった。今後の栄養管理や水分調整に気を付けるとさらに良い牛に仕上がるだろう」と講評しました。
 グランドチャンピオンは次の通り。(継承略)
▽乳用種牛の部=米野浩二(小山戸島支店)、▽肉用種牛の部=岡松明(健軍支店)、▽飼料作物の部=米野浩二(小山戸島支店)、▽肉牛の部=中原誠喜(小山戸島支店)


5年ぶりに展示会を開催 JA熊本市西部支店

 JA熊本市西部支店は10月3日、同支店管内で展示会を開きました。組合員や地域の人たちの交流の場やJAファンづくりの一環として2年に1度開いており、今年は5年ぶりの開催。組合員を始め、地域住民が多く訪れた。
 展示会には、婦人服、化粧品、寝具、鞄、靴などの生活用品やJA柑橘(かんきつ)部会が生産する極早生ミカンの詰め放題、巨峰、梨なども販売。訪れた人は「久しぶりの開催なので楽しみにしていた。旬な果物の販売もあってうれしい」と話しました。
 同支店の東野健支店長は「職員、女性部の方々にも協力してもらい、5年ぶりの開催を迎えることができた。展示会は組合員、地域の方々にJAの活動を知っていただく良い機会。今後も工夫しながら継続していきたい」と話しました。


地元の小学生に稲刈り体験 白浜水田保全組合

 熊本市西区河内町の白浜水田保全組合は10月4日、農業や食に対して関心を持ってもらうことを目的として、地元の熊本市立河内小学校5年生20人に「くまさんの力」の稲刈り体験を開きました。同小学校が6月に田植えした苗が順調に成長し、水田一面に稲穂が実っていました。
 当日は、同組合の原田一吉組合長が米の成り立ちや稲の刈り取り方を説明。児童は横1列に並び、鎌を使って丁寧に刈り取っていました。その後、コンバインでの刈り取りと脱穀の見学も行い、コンバインの迫力に児童からは終始歓声があがっていました。
 同組合の原田組合長は「今年は台風もなく、稲は順調に成長している。毎年子どもたちの楽しんでいる姿を見ることができて嬉しい。米や農業について少しでも理解してもらい、たくさんお米を食べてほしい」と話しました。



JA熊本市柑橘選果施設を小学生が見学 ミカンについて学ぶ

 熊本市西区河内町のJA柑橘(かんきつ)選果施設は、ミカンの出荷シーズンに合わせて県、市の担当者協力のもと、市内の小学生の施設見学を受け入れています。食育活動の一環として、農業やミカンについて知ってもらうことが目的。10月〜11月末まで開き、61校4529人が見学する予定です。
 10月3日は、市内の小学校3年生144人が施設を見学。同選果施設の担当職員2人が施設での作業やミカンが出荷されるまでの流れなどをクイズ形式で問いながら児童に説明しました。施設見学では最先端の選別機械やミカンの糖度、酸度を調べる光センサーを見た児童からは驚きと歓声があがりました。
 同選果施設では、露地温州、中晩柑など年間約2万3000トンを選果しています。説明を担当した職員は「ミカンには栄養素が豊富に含まれている。たくさんのミカンを食べて元気に過ごしてほしい」と児童に呼び掛けました。


秋期大玉スイカ出荷スタート JA熊本市北部園芸部会

 JA熊本市北部園芸部会は10月3日から、2023年産秋期大玉スイカの出荷が始まりました。品種は「羅王」」と「三男坊」。5日時点でJA北部選果場に13トンが出揃い、首都圏中心に中国地方まで出荷しています。消費形態もカット、ブロックなど多岐にわたり販売が展開されており、全国の産地間リレーにて通年出荷。近年の安定した価格形成に比例し出荷計画も10月から11月まで300トン(前年比110%)を見込んでいます。また選果機器の利用による品質の均一化を図ります。
 23年産は過去にない夏日が継続され生育への支障が心配されましたが、台風の被害もなく玉肥大は順調に推移しています。出荷前にはJAの担当者が現地に出向き生産農家と内容を確認し平準化した出荷を行う体制を整えています。今後部会では播種期の検討など11月から始まる来春に向けた準備期間に入ります。
 北東営農センター販売担当の尾方健係長は「これまでの気象環境が年々相違し経費高も重なる事で生産に対する状況が一層重たくなっている。生産労力に対する還元を最大限に行える様に安定した販売に努めて行きたい」と話しました。