あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

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総会と反省会を開く JA熊本市西南東部地区メロン部会

 JA熊本市西南東部地区メロン部会は8月22日、ザ・ニューホテル熊本で2023年度総会と反省会を開きました。行政、部会員、JA役職員約70人が参加。23年度事業実績、収支報告や24年度事業計画、役員改選など3議案を可決、承認しました。役員改選では各支部の役員を新たに選任。総会後の反省会では主要荷受市場も出席し、代表市場が市場情勢を報告。生産者との意見交換をしました。
 23年度の瓜類販売実績は200万900キロ(前年比98%)。売上高は11憶5588万円(同100%)となりました。高品質生産、有利販売に向けて、次年度の取り組みを確認しました。
 同部会は生産者101人が約78ヘクタールで栽培しています。取り扱うメロンの品種は「アンデス」「クインシー」「タカミ」「アムス」「レイナ」「シグナス」「アールス」「肥後グリーン」。
 上村博部会長は「5年ぶりに総会を開くことができた。近年の気象状況で栽培が難しくなっている。JA、行政、関係業者と連携して、高品質を目指して頑張っていこう」とあいさつしました。


小学校教員に地域の特色を伝える 供合地域農地・水・環境保全組織

 供合地域農地・水・環境保全組織は8月21日、熊本市東区にある託麻北小学校の教員に東部地域の特徴について知ってもらおうと実地研修会を開きました。教員、土地改良区、JA担当理事と職員の24人が参加。今回の研修を活かして学校の授業に役立ててもらい、子どもたちにも地域の特色を広めていきます。
 当日は最初にJA東部支店に集まり、同地区の農業の現状について営農指導員が説明。主品種のメロン、ピーマン、スイカ、米、麦、大豆などの出荷時期や栽培面積、品種の紹介など資料を使って詳しく話しました。
 その後、400年以上前に熊本城建築で知られる加藤清正によって造られた世界かんがい施設遺産の馬場楠井手と馬場楠堰を見学し、大塚ぶどう園で袋と箱詰めの体験を行いました。同組織の藤本照義会長は「地域のことに少しでも興味を持ってもらい、子どもたちに地域の歴史や農業を伝えてもらえると嬉しい」と話しました。


小玉スイカ出荷開始 JA熊本市東部園芸部会

 JA熊本市東部園芸歩合は8月21日、東部支店で小玉スイカの荷受けをスタートしました。品種は「ひとりじめボンボンリッチ」。約600玉が出揃い、関東、関西中心に初出荷しました。9月末まで続き、総出荷量1万玉を目指します。
 2023年産は高温と収穫前の適度な雨で玉肥大良好。台風の風による傷が懸念されましたが、被害もなく、糖度も12〜13度で食味が良いものに仕上がっています。
 同部会は生産者5人が無加温ハウスで栽培します。収穫した小玉スイカを見た目や叩いた音を聞いて家庭選別をして持ち込みます。
 生産者の園田博美さん(60)は「今年は去年と比べて玉も大きく、シマ模様の黒い部分が色濃く出ている。まだまだ暑い日が続くので、おいしいスイカを食べて熱中症対策に備えてほしい」と話しました。


「火の国まつり おてもやん総踊り」 JA熊本市女性部が盛り上げ

 熊本の夏の風物詩「火の国まつり」のメインイベント「おてもやん総踊り」が8月5日に熊本市であり、約4000人が街を踊り歩きました。JA熊本市は女性部員、ハイミセス会員、フレッシュミズ会員、職員がオリジナルのTシャツを着て参加。2日間の祭りの中で最も盛り上がる舞台に華を添えました。
 46回目となる今年は51団体が参加し、熊本の民謡「おてもやん」を軽快なリズムにアレンジした「サンバおてもやん」に合わせて中心市街地を踊り歩きました。
 同部員をはじめ、参加した踊り手たちはそろいの衣装に身を包み元気に踊りを披露。沿道の見物客とともに熱気あふれる祭りを演出しました。
 牛嶋和代部長は「女性部は第1回から出場している。先輩たちから受け継がれた連続記録を更新するため、暑さに負けずに頑張った。これからも女性部は食と農の大切さを発信し続けていく」と話しました。


麦種子初検査 等級を格付け

 JA熊本市は8月17日、秋津カントリーエレベーターで種子小麦と普通小麦の初検査をしました。健軍地区の生産者が持ち込んだ品種「シロガネコムギ」1100袋(1袋30キロ)と「ミナミノカオリ」1367袋を農産物検査員8人が検査し、1等2067袋、2等400袋と格付けました。
 検査は抽出した麦種子のサンプルを専用の皿に載せ、目視で整粒歩合、虫の被害粒、未熟粒の混入などを確認。
 同地区は約55ヘクタール(うち原種200アール)を作付け。検査後、合格した麦種子は11月に県下に供給されます。
 農産物検査員は「今年産は梅雨の影響で、退色が見られ、収量もやや減少したが、品質はまずまずの出来となった」と講評しました。