あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

トピックス - トピックス

梨「豊水」出荷最盛期を迎える JA熊本市梨部会

 JA熊本市梨部会が栽培する「豊水」が8月上旬、初出荷を迎えました。同部会は22人が約8ヘクタールを作付け。初選果日の1日には熊本市西区河内町の芳野選果場に約3トンが持ち込まれ、九州、関東中心に出荷しました。出荷最盛期を迎えた17日時点で日量4トンに増え、8月下旬まで続きます。総出荷量50トンを見込んでいます。
 2023年産は梅雨時期に雨が多く降り続いたため小玉傾向にありますが、その後の晴天が続いたことで糖度が高く、果実内容は上々な仕上がりになっています。 
 同部会は芳野の梨を身近に感じてもらうためにJA管内の各支店で1袋(3キロ)を特別価格にて販売しています。
 選果場の職員は「今年もおいしい梨に仕上がっている。今が旬の梨をたくさんの人に食べてほしい」と話しました。


環境美化活動で適切な処理を 廃ビニール回収

 JA熊本市は8月16日、東部支店で農業生産の時に生じた施設園芸用の被覆ビニール、農ポリエステル類の回収に取り組みました。環境美化活動の一環として、焼却処分や不法投棄などを防ぎ、適切な処理やリサイクル推進を目指し、年3回取り組んでいます。
 早朝から組合員、JA職員約20人が集まり、東部支店前に農業用ビニールを積んだ車両が次々と訪れました。搬入した合計約10トンの廃棄物は廃棄物処理業者に委託して適切に処分されました。
 廃棄物の個人での不法投棄や焼却は法律で禁じられており、適切処理が義務付けられています。JAでは農業用廃ビニールを焼却処分や不法投棄しないよう一斉処理日を決め、組合員に周知や各支店にポスターの張り出し、広報誌に掲載するなどして呼び掛けています。
 回収を担当した職員は「農産物が出荷終了したタイミングで毎回一斉に廃棄物を処理している。組合員一人一人の負担を減らすため、JAで収集や事務手続きなどは対応していきたい」と話しました。


今シーズンの締めくくりコンテナ洗浄 JA熊本市東部ピーマン部会

 JA熊本市東部ピーマン部会は8月16日、東部支店で今年度出荷が終了したピーマンの集荷用コンテナを洗浄しました。部会員、JA職員15人が参加。スポンジを使って約1200個のコンテナを一つ一つ丁寧に洗い、今シーズンを締めくくりました。
 当日はコンテナ内に残る泥や雑菌を洗い、集荷時の品質低下の防止に努めました。腐敗予防のため毎年シーズン終了の8月中旬に行っています。参加した職員は「今年も出荷終了を迎えることができた。次年度に向けた準備にもつながるため、毎回丁寧に洗っている。参加者は暑い中、よく頑張っていた」と話しました。
 次年度の出荷は10月からの計画。営農指導員は「毎年この洗浄作業で事前にコンテナの破損や汚れが酷いものを見つけている。10月の出荷スタートにすぐに対応できるよう、事前準備を進めていきたい」と話しました。


地元高校生・専門学校と共同制作 JAのPR動画制作に励む

 JA熊本市は熊本中央高等学校と共同で作業し、JAオリジナル動画を制作します。同高校とは数年前から加工品開発や授業協力で農産物のPR活動に取り組んでいます。今年は同高校の地域貢献活動に取り組む「中央盛り上げ隊」の生徒7人が取材、撮影、編集に関わり、JAや管内農産物の認知度向上のため紹介動画を作っていきます。
 8月3日は制作にあたっての内容確認、動画の作り方、今後の流れを話し合うため、阿蘇郡南阿蘇村にある専門学校イデアITカレッジ阿蘇を訪問。同学校は2022年春に開校し、企業や個人と協力しながら主にIT・観光分野の即戦力人材の育成に取り組んでいます。今回は以前から高校生への動画制作の技術サポートに入っている同学校とも共同で取り組みます。
 動画は翌年2月までに完成予定。制作パターンを2つに絞り、今後の取材撮影に向けた綿密な打ち合わせを重ねていきます。営農販売課の中原秀さん(34)は「数年来のご縁あって、高校からJAや農産物を題材に動画制作を行いたいと話をいただいた。生徒のスキルアップと農産物のPRが同時に行えるような取り組みにしたい」と話しました。


JA熊本市女性部 家庭菜園コンクール開く

 JA熊本市女性部は7月28日、家庭菜園コンクールを4年ぶりに開きました。審査員として女性部役員、JA関係職員ら8人が参加。同コンクールは7、8月の暑い時期にどのように工夫して農作物を栽培しているのかを審査基準として同女性部が2007年から取り組んでいます。今年は6支部6人が出展しました。
 審査は栽培されている野菜の種類や栽培方法、除草管理、生育状況を見ながら行われました。どの菜園も安全、安心な野菜作りを基本に暑さ対策の工夫や家庭での協力した取り組みなどが見られました。
 結果は9月下旬のJA女性部支部長会議で表彰します。審査員を務めた女性部の牛嶋和代部長は「出展された皆さんが夏の暑い時期に工夫をしてたくさんの野菜を作っていた。各家庭での協力が見え、頑張っているのが伝わった」と講評をしました。