あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

トピックス - トピックス

売れる米づくりと低コスト稲作の推進 JA熊本市普通作部会総会

 JA熊本市普通作部会は7月20日、熊本市中央区の本店で2022年度通常総会を開きました。行政、生産者、JA熊本経済連、JA関係者ら約50人が参加。22年度事業実績と収支決算報告、23年度事業計画の2議案を可決、承認しました。
 22年度は各地域で検討会や講習会を実施。「くまさんの力」「くまさんの輝き」など市産米の知名度向上につとめました。
 23年度は「売れる米づくりと低コスト稲作の推進」を目標に掲げ、良食味米生産の試験を計画しています。消費者ニーズに対応した売れる米づくりを推進し、引き続き米の知名度向上を目指すため、販売強化活動に取り組みます。
 同部会の出田明人部会長は「7月上旬に発生した豪雨の影響が懸念されるが、安心安全な米の安定生産に生産者一丸となって取り組んでいこう」とあいさつしました。


梨「幸水」出荷順調 JA熊本市芳野梨部会

 熊本市西区河内町にあるJA熊本市芳野選果場で7月13日から梨「幸水」の選果、出荷が始まっています。初出荷日は約2トンが出揃い、県内と東京に出荷しました。選果員が目視で1玉ずつ傷の有無や色合いなどを厳しく確認した後、選果機で大きさや形を選別、等級を分けて箱詰めをします。
 2023年産は花の開花時期が7日〜10日ほど早かったため、例年よりも出荷が前倒しとなりました。品質、収量は例年並み。7月上旬の大雨による被害もなく、順調に出荷は進んでいます。
 JA熊本市芳野梨部会は生産者22人が約8ヘクタールで作付け。7月下旬からは「凛夏」「豊水」「あきづき」「新高」と品種リレーをしながら10月中旬まで出荷が続きます。総出荷数量120トン、販売金額5000万円を目指します。
 梨の販売担当職員は「これから暑い日が続く。熱中症対策としてみずみずしい梨をたくさん食べてほしい」と話しました。


投資信託事業研修会に参加 新事業運営の事前準備

 JA熊本市は7月13日、投資信託事業研修会にウェブ参加しました。新事業を運用する事前準備として本店、支店の役席者や窓口・渉外担当、金融部職員など54人が出席。昨今の資産形成への関心の高まりを受け、JAでは10月2日から投資信託の取り扱いを開始します。
 研修会は農林中金が主催となり組合員、利用者が安心して利用できる投資信託業務を運営することを目的に開催。農林中金全共連アセットマネジメント株式会社の講師により、提案フローに基づいた資産運用提案や投信・マーケットの基礎について学びました。
 JAでは今後も担当職員の研修を開催し、利用者が安心して投資信託業務を利用できるように努めます。研修に参加した金融部金融推進課の宮本勉課長は「組合員・利用者の資産形成、運用ニーズに応じた具体的な提案・対応スキルの向上を目的とした研修会を通じて、専門的知識を有した人材育成に取り組んでいく」と話しました。


良食味米生産と収量安定を目指す 水稲現地検討会を開く

 JA熊本市は7月15日、熊本市南区御幸地区の水田で水稲現地検討会を開きました。良食味米生産と収量安定を目指し、県、同地区の生産者、JA関係者ら約30人が参加。JA営農指導員と県の担当者が生育状況を見ながら肥培管理や水管理、適期防除などを説明し、今後の栽培管理について協議しました。
 検討会は同地区木部町の水田14アールと西無田町の水田14アールの2カ所で実施。移植された苗を見ながら、病害虫の有無や穂肥の目安となる葉色を確認し、高温障害を防ぐための水管理や中干し時期の目安を示しました。
 2023年産は7月上旬の長雨、日照不足の影響で生育に遅れが見られますが、今後の天候次第で回復する見込みです。病気の発生や海外飛来性害虫の飛びこみが少なく、順調に生育しています。
 JA普通作部会御幸支部の水上博徳支部長は「毎年の気象変動で栽培管理が大変だが、稲の生育を見ながら適期防除や水管理を行っていこう」とあいさつしました。


大豆講習会を開く 高品質出荷目指し栽培技術学ぶ

 JA熊本市は7月12日、熊本市東区の健軍支店で大豆栽培講習会を開きました。同支店管内生産者、県、JA職員ら12人が参加。今年度の大豆生産における栽培技術管理を学び、高品質出荷に向けて参加者は協議しました。
 講習会は県の担当者が発芽を揃えるための排水対策や適期播種の重要性、播種後の管理について説明。その後、JA営農指導員が病害虫防除、雑草対策、新しい薬剤の特徴を紹介しました。ここ近年の気候変動や災害により、栽培が難しくなっています。早めの気象予測と対策を行い、適期防除を徹底していきます。
 営農指導員は「最近は気候の影響による収量低下がみられる。また、例年病害虫による品質の低下が懸念されるため、できる限りの予防策を講じていきたい」と話しました。