あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

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JA熊本市種子部会総会、麦種子下見会開催 新部会長に岡松さん選任

 JA熊本市種子部会は7月6日、本店で通常総会と麦種子下見会を開きました。行政、主要農作物改良協会、JA熊本経済連、生産者、JA関係者ら約20人が参加。総会では2022年度事業実績と収支決算報告、23年度事業計画、役員改選など4議案を可決、承認し、新部会長に健軍支部の岡松賢一さんが選ばれました。総会後の下見会ではJA農産物検査員9人が麦の品質を見極めました。
 下見会は安定した品質の麦種子出荷を目的に毎年麦の検査が始まる前に実施しています。2023年産は稲後と大豆後の播種時期に差があり、大豆後に播種したものに枯れ、熟れ症状が多少見られました。播種後の高温、冬の寒波、春の乾燥で生育が心配されましたが大きな影響はなく、例年より早い出穂、収穫となりました。
 麦種子は清水、竜田、健軍地区の生産者15人が64.8ヘクタール(内原種2.3ヘクタール)で作付け。生産した麦種子はすべて県内の麦産地に出荷します。7月下旬から農産物検査が始まり、高品質な麦を出荷するため選別時の調整指導を徹底します。
 同部会の岡松部会長は「麦の収穫前後の雨で品質が懸念されるが、入念な調整で高品質を目指し、責任数量を確保したい」と話しました。


4年ぶりの開校で食農を学ぶ JA熊本市あぐりキッズスクール

 JA熊本市は7月1日、飽田支店で2023年度第15期あぐりキッズスクールの開講式を開き、15組の親子が入校しました。食農教育の一環として熊本市内の小学校3年生から6年生の児童と保護者を対象に、食と農の大切さを学んでもらおうと2005年から取り組んでいます。ここ数年コロナ渦で開催ができませんでしたが、今年は4年ぶりに実施しました。
 1年間の活動で青壮年部と女性部の協力を得て、選果場見学や稲刈り、収穫体験など年間5回開く予定です。
 同日開いた開校式では、スクール校長の西村茂副組合長が「体験を通して農業の素晴らしさや食べ物に感謝する心を学んでいただき、たくさんの思い出を作ってほしい」とあいさつしました。
 式の後は、マイ箸作りを体験。自分の手にあった箸の長さに専用のノコギリでカットし、切った部分を紙やすりで磨いて制作した。箸先の本うるしの上の部分をカラーペンでデザインし、約2時間の作業でオリジナルのマイ箸が完成。職員とスクール生は会話を楽しみながら交流を深めました。


栽培の見直しで高品質目指す 大豆栽培講習会開く

 JA熊本市は7月4日、東部支店で大豆栽培講習会を開きました。同支店管内生産者、JA営農指導員、関係職員ら13人が参加。基本栽培技術の再確認と雑草対策に向けた除草剤の活用や防除対策などを講習し、高品質栽培に向けて参加者は協議しました。
 講習会では営農指導員が大豆の排水対策、適正な播種(はしゅ)の時期や量の厳守、病害虫や雑草対策を説明しました。講習会後は鳥害対策のため、種子消毒に取り組みました。真っ赤に染まった種子は播種前まで乾燥して保管します。
 同支店管内は品種「フクユタカ」を約10ヘクタールで作付けし、株式会社アグリともあいが大豆栽培の全作業を受託します。
 営農指導員は「昨年は8月の大雨、9月の強風で生育、収量に影響した。今後の気象状況を確認し、良質大豆の安定生産に向けて現地指導をしていく」と話しました。
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金融窓口ロールプレイング大会開く 職員の対応力、スキル向上を目指す

 JA熊本市は7月1日、熊本市中央区の本店で2023年度金融窓口ロールプレイング大会を開きました。担当者の組合員、利用者への対応力とスキルの向上を目的として、7支店の金融窓口担当職員が出場。本店営業支店の山田彩紗さん(19)が最優秀賞を受賞しました。
 同大会はライフプランの実現に向けて情報収集を行い、ニーズに合った資産形成、運用サポート、各種商品やサービスを提案します。役職員らが見守る中、出場者は日常会話を入れた親しみやすい雰囲気づくりや、手作りの説明資料などを準備して7分間で競いました。
 中村コ昭専務は「窓口職員はJAの顔となる。明るい対応を心がけて日々の業務に取り組んでほしい」と話しました。その他の受賞者は次の通り。
 準優秀賞=奥村春香(芳野支店)、優秀賞=槌田裕子(日吉第一支店)


ハウスミカン出荷スタート JA熊本市柑橘部会ハウスミカン部

 JA熊本市柑橘(かんきつ)部会ハウスミカン部は6月30日、JA柑橘選果施設でハウスミカンの初選果を迎えました。当日は2.5トンが出揃い、地元の市場中心に出荷しました。作業員の目視や機械センサーで傷の有無、大きさ、糖度などを調べ、等級ごとに箱詰めをします。出荷は8月中旬まで続き、総出荷量100トンを目指します。
 2023年産は生産者の適切な栽培管理により徹底した温度、水管理を行い、今年も高品質に仕上がっています。S、M玉中心に甘みと酸味のバランスがとれたミカンを出荷します。
 同部は生産者5戸が約2ヘクタールで品種「宮川」、「興津」などを栽培します。ミカンの状態に合わせた水分管理を徹底し、品質向上に努めます。
 上野洋治部長は「今年も高品質で申し分ないミカンが出来ている。試食宣伝会などでたくさんの人に手にしていただきたい」と話しました。