あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

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冬春トマト病害虫調査 早期発見と早期対策につとめる

 JA熊本市営農指導員と行政関係職員6人は6月7日、管内の冬春トマト生産者約60戸で病害虫の調査をしました。今作2回目の調査結果は黄化葉巻病の発病株率2.2%、黄化病の発生株率が3.6%となりました。
 JAでは毎年、病害虫の増える11月と栽培終了前の6月に2回調査を行います。時期作に向けて病害虫を発生させないための「出さない対策」を引き続き呼び掛けました。
 同対策は栽培終了後に密閉処理を行い、植物体を完全に枯らします。10日以上処理を継続することで微小害虫を絶食状態にし、施設内で死滅させます。栽培終了まで徹底した防除を行い、時期作の病害虫を防ぎます。
 営農指導員は「時期作に向けて早い段階からの防除を呼び掛ける。土壌消毒や日々の巡回を徹底し、早期発見と早期対策につとめる」と話しました。


食農教育で地元小学生に田植え指導 白浜水田保全組合

 熊本市人市区河内町の河内小学校5年生21人は16日、白浜水田保全組合が管理する水田で田植え体験をしました。食農教育の一環として同組合が毎年取り組んでいます。
 当日は同組合の田植え班が苗の植え方を実践しながら指導しました。児童はぬかるみに足を取られながらも、品種「くまさんの力」を横一列に並んで手で植え付けました。体験後は「初めてやってみたけど、大変だった。どんな米になるのか楽しみ」と感想を話しました。秋には自分たちで植えた稲の刈り取りも体験します。
 同組合の原田一吉組合緒は「この田植え体験を通して、米作りを学んでほしい。子どもたちの笑顔にこちらも元気をもらえる。今後もこの活動は続けていきたい」と話しました。


JA熊本市酪農女性部「父の日」キャンペーン 熊本市長に牛乳を贈呈

 JA熊本市酪農女性部と火の国酪農業協同組合酪農女性部は6月15日、熊本市の大西一史市長を訪ね、県産牛乳を贈りました。「父の日には牛乳(ちち)を贈ろう」キャンペーンの一環として、酪農家や乳業関係団体が全国で取り組み、牛乳を父の日ギフトとして定着させ、消費拡大を目指します。
 贈呈したのは保冷ポットに入った瓶牛乳3本(1本900ミリリットル)の他、らくのうマザーズ阿蘇ミルク牧場で作った牛乳「阿蘇の雫」とチーズのセットを贈りました。
 試飲した大西市長は「とてもおいしい。牛乳は毎日飲んでいる。牛乳の消費や飼料高騰で大変なときではあるが、随時対策を立てて日本の酪農をささえていきたい」と話しました。
 JA酪農女性部の富田祐美部長は「酪農家は厳しい状況にある。消費者には1杯でも多く牛乳を飲んでもらいたい。今後も消費拡大につなげるため、PR活動を頑張っていく」と話しました。


職員との交流を深める JA熊本市女性部供合支部

 JA熊本市女性部供合支部は6月12日、東部支店で職員とのふれあい交流としてフラワーアレンジメントを開きました。コロナ渦で活動ができずに支店との交流も減り、人事異動などで人の顔と名前が分からないことが増えてきたため、同支部の瀬上カチ子支部長が企画。今年初の取り組みです。世間話を交えながら、女性部と職員の交流を深めました。
 当日は部員6人、職員11人が参加。作業をする前には職員一人一人自己紹介をして、業務の様子を見ながら職員は交代で作業に取り組みました。カーネーション、スターチス、カスミソウの3種類を使って籠に花を生け、部員と職員が配色やバランスを相談し協力しながら作業を進めました。東部支店の工藤裕司支店長は「女性部の皆さんにはJA事業協力の御礼と、今回の職員交流の機会を提供していただき大変感謝している。今後も地域貢献活動には女性部の協力が必要だ」と話しました。
 瀬上支部とは「職員が代わってしまい。初めて話す人もいた。一緒に作業をすることで個性や性格が分かり、これを機に話すきっかけにもなればうれしい。今後も職員との交流の場を作り、コミュニケーションをとっていきたい」と話しました。


心豊かに安心して暮らせる地域を目指す JA熊本市助け合いの会総会開く

JA熊本市助け合いの会は6月6日、第28回助け合いの会総会を開きました。会員、JA関係者ら約50人が出席。2022年度活動報告と収支決算について、23年度活動計画並びに収支予算、役員選任など3議案を可決、承認しました。会員の高齢化が進む中、組織の更なる活性化を目指すために新しく会員を募り、新体制となった会は今年も積極的に活動に励みます。
 22年度は新型コロナウイルスの影響で福祉フォーラムや視察研修旅行、研修会などの全体活動が中止になりました。感染状況を見ながら内容を変更してミニデイサービスや利用者の安否確認活動に取り組みました。
 23年度は「心豊かに安心して暮らせる地域づくり」を基本方針に掲げ、13組織で子育て支援やミニデイ活動に取り組んでいきます。
 総会後は大保農園から「たねダンゴ」作りを、NPO法人熊本わくわく体操ボランティア協会の田中和惠さんからは音楽に合わせて体を動かす体操を教わりました。
 田中紀代子会長は「会員の高齢化が進み、思い通りに活動できない場面も増えた。会員やJA、地域の皆と協力しながら自分たちのできる事に精一杯取り組んでいく」と話しました。