あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

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JA熊本市地元高校で企業説明会を開く

 JA熊本市は6月9日、熊本中央高等学校で企業説明会を開きました。就職に興味のある生徒約20人が参加。JA事業、業務内容、福利厚生について分かりやすく説明し、生徒の不安や疑問に対して丁寧に回答しました。
 当日は人事課と営農販売課の職員2人が同高校を訪れ、各部署の事業内容、職員の1日のスケジュール、広報活動などを詳しく説明し、どういった人材を必要としているのかを参加者に伝えながら、意見交換をしました。説明会に参加した生徒からは「どういう人材を求めているのか」など就職についての前向きな質問があがりました。
 人事課の前田茂尚課長は「今の時代、求人を出すだけでも様々な方法がある。なるべくたくさんの人に見てもらうためにもJAの取り組みを広く発信し、求人、求職者数を増やしていきたい」と話しました。
 同JAはホームページや求人サイト、広報しなどを使った宣伝、地元高校での企業説明会や見学会を行い、JAを幅広くPRしていきたいと考えています。


JA熊本市女性部子ども食堂に支援 ジャガイモの収穫と提供

 JA熊本市女性部は6月7日、熊本市北区楡木にある子ども食堂支援用の畑でジャガイモの収穫をしました。各支部からボランティアを募り、約20人が参加。コンテナ33ケース(1ケース20キロ)を収穫しました。
 この日収穫したジャガイモは、女性部が今年3月に定植したもの。収穫前の雨で腐りの心配がありましたが病気も少なく、大きさ、量ともに申し分ない仕上がりでした。収穫したジャガイモは市役所を通じて市内の子ども食堂6団体に提供しました。
 毎年恒例となっているこの活動は子ども食堂に支援したいという思いで発足し、2017年から続けています。当初と比べてボランティアで協力してくれる部員も増え、作業も午前中で終了しました。
 女性部では生産した農産物を子ども食堂に提供するほか、地域での福祉活動などさまざまな活動を展開しています。


消費拡大と理解醸成を目指す JA熊本市酪農部会総会

 JA熊本市酪農部会は6月5日、小山戸島支店で第59回通常総会を開きました。部会員、行政、JA関係者ら約40人が参加。20222年度事業経過報告と収支決算承認について、23年度事業計画と収支予算について2議案を可決、承認。総会では優良農家表彰も行われました。健全で安定した酪農経営を目指すために参加者は協議しました。
 22年度は肥料価格高騰や牛乳生産量が減少するなど厳しい1年となりましたが、飲用向け乳化の値上げやイベントでらくのうマザーズのロングライフ商品の無料配布と牛乳の購入意欲を高める資料を配布するなどして理解醸成活動に努めました。
 23年度は酪農生産基盤の維持のために自給飼料の増産、コストの削減に向けた計画を立て、需要期増産と良質な生乳生産や小ドックを徹底します。
 同部会の真鍋義貴部会長は「飼料をはじめ資材価格の高騰で厳しい状況が続いているが、一般消費の拡大を目指して今後も理解醸成活動に酪農部員一丸となって取り組んでいこう」と話しました。
表彰者は以下の通り。
▽生乳増産奨励賞(1位)=(有)トミー―フィールド、同賞(2位)=坂本修、同賞(3位)=春口寿男
▽らくのうマザーズ賞=吉村方晴


小麦「ミナミノカオリ」103トンを収穫 JA熊本市供合営農組合

 JA熊本市供合営農組合は6月3日から2023年産小麦の収穫を始めました。品種は中華麺やパン用に使われる「ミナミノカオリ」。熊本市東区東部地区では麦全体の面積97ヘクタールのうち、約30ヘクタールを作付け。6月5日まで収穫は続き、約103トンを収穫しました。
 23年産は収穫前の雨で品質低下の懸念がありますが、収量は例年並み。収穫した麦はJA飽田カントリーエレベーターに持ち込み、乾燥調整後、精選、検査を経て出荷します。
 同組合の津田浩昭組合長は「麦を栽培して今年で約10年になる。熊本県の一産地として品質が良い麦を提供していきたい」と話しました。


「高砂レンコン」出荷スタート JA熊本市高砂蓮根部会

 熊本市西区沖新町で早掘りとして有名な「高砂レンコン」の出荷が5月下旬からスタートしました。6月5日時点で、「洗い」1200ケース(1ケース2キロ)を関東地方中心に出荷し、「泥つき」800ケース(同)を西日本中心に出荷しました。6月下旬までハウス栽培が続き、その後露地に切り替わります。8月中旬まで総出荷量200トン、販売金額2億円をめざします。
 当日、JA熊本市高砂蓮根(れんこん)部会は出荷査定会を開き、藤本直人さん(75)のハウスに集まり、収穫したレンコンの関節の太り具合や重さを確認して出荷規定や家庭選別について協議しました。
 同部会は23戸が約40ヘクタールで作付け。出荷時に鮮度保持シートを入れて品質維持と作業簡潔化に取り組んでいます。レンコンの鮮度を保つため、翌日市場へ届くように航空輸送しています。
 藤本武部会長は「今年は例年と比べ3日遅れの出荷開始を迎えたが、玉太りも順調で、収量も去年と同様の修了を見込む。透き通るような白さと、シャキシャキとした食感のレンコンを味わってほしい」と話しました。