あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

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中玉トマト「フルティカ」出荷最盛期 総出荷80トンを見込む

 熊本市南区会富町の野菜選果施設で中玉トマト「フルティカ」が出荷最盛期を迎えています。5月9日時点で約350キロを関東、関西中心に全国へ出荷。JA熊本市トマト部会のうち3戸が8.3ヘクタールで栽培。6月下旬まで続き、総出荷量80トン、販売金額4000万円を目指します。
 2023年産は3月、4月の晴天で順調に生育。病気、裂果も少なく、大きさ、果実内容ともに良質で、収量も平均並みに推移しています。
 出荷終了まで営農指導員が定期的はハウス巡回を行い、栽培指導に努めます。同部会で定めた栽培管理を徹底し、遮光カーテンの導入や循環扇を使い、トマトの生育適温に合わせてハウス内の環境をこまめに制御していきます。
 営農指導員は「生産者や市場と連絡を密に取りながら出荷規格を確認して、品質の良いトマトを届けたい」と話しました。


小学生にナスの授業を開く 地元の農産物と食農を知る

 JA熊本市西南営農センターは5月12日、飽田南小学校3年生2クラスの約40人にナスの授業と植え付け体験を開きました。食農の大切さを学んでもらうのを目的として、営農指導員2人が講師となり、地元の飽田地区で栽培されているナス「PC筑陽」の特徴や栽培方法を説明しました。
 当日は営農指導員がスクリーンを使って写真やイラストを見せ、クイズを交えながら説明しました。児童は知らなかったナスの話やナスの出荷量に驚きの声や歓声をあげながら話しを聞いていました。
 授業の後にあ、営農指導員の指示のもとナス13株を学校裏の畑に植え付けました。児童は「ナスを育てたことがないので、今回体験ができてよかった。今後大きくなっていくのが楽しみ」と感想を話しました。植え付けたナスを学校とJAで管理し、児童は成長過程を観察していきます。
 授業を担当した永田海晨さん(21)は「全国有数のナスの栽培地域として少しでも理解してもらえたら嬉しい。学校での栽培を通してナスのことを好きになってもらい、たくさん食べてもらいたい」と話しました。


高品質出荷、収量確保を目指す 水稲育苗講習会

 JA熊本市は5月上旬、秋津カントリーエレベーター(CE)で水稲育苗講習会を開きました。秋津地区の生産者、県、JA営農指導員ら27人が参加した。同地区では「くまさんの力」を主に作付け。高品質出荷、収量確保のため毎年開催しています。
 同部会は2016年に起こった熊本地震で甚大な被害を受けました。長らく作付けできない日々が続きましたが、昨年に農地・農業用施設の復旧事業が全て完了しました。今年は被害を受けて以降3回目の作付けとなりました。
 講習会では営農指導員および県の担当者が講師を務め、田植え前の土、種、苗床の準備や基本的な栽培管理、病害虫防除、稲作こよみの変更点について説明。田植え以降、気温上昇に伴い発生する、有害な硫化水素や温室効果ガスによる根傷みを緩和するため、水管理の徹底を呼び掛けました。
 秋津営農組合の上田徳行組合長は「今年も良い米ができるように生産者一同頑張っていこう」と挨拶しました。


3年ぶりにミニデイサービス開く JA熊本市東部支店

 JA熊本市東部支店は5月10日、熊本市東区鹿帰瀬町の憩の家にて地域の近隣住民を対象にミニデイサービス開きました。地域貢献活動の一つとして、JA女性部供合支部の協力のもと、11人の利用者が女性部員やJA職員らと楽しく1日を過ごしました。
 当日は職員が体と脳の運動、タオルと輪ゴムを使ったぬいぐるみ作成と女性部員がフラワーアレンジメントについて説明。参加者は久しぶりのミニデイに談話しながら作業に取り組みました。ミニデイ後は、地産地消の取り組みから、地元野菜を使った健康的な弁当を女性部員が作り、参加者に配布しました。
 JAは今後も年間を通して花の寄せ植え、レクリエーションや体操などを計画し、定期的に各地区を回ります。東部支店の工藤裕司支店長は「女性部の協力もあり、活動することができている。地域の皆さんのため今後もお互いに楽しみながら活動していく」と話しました。


ナス出荷最盛期を迎える JA熊本市茄子部会

 JA熊本市野菜選果施設で2023年産「肥後のでこなす」が出荷最盛期を迎えています。品種は「PC筑陽」でm、5月9日時点で、日量50トンを関東、中京、関西地区中心に出荷。23年産は寒波の影響で全体的な生育が遅れたことで収量はやや少ないですが、4月からの気温の上昇、天候回復とともに遅れを取り戻し、品質も上々な仕上がりとなっています。
 JA茄子(なす)部会は169戸が約76ヘクタールを作付け。部会員の8割が天敵を導入し、栽培管理の統一を図るため、月1回現地検討会を開き、安全安心なナス栽培を徹底しています。出荷は6月末まで続き、総出荷数量1万3680トン、販売金額48億円以上を目指します。
 営農指導員は「今後も選果場や現地検討会でナスを確認しながら高品質出荷を目指して最後まで取り組んでいく」と話しました。